レースリポート
デビュー初優出目指す生田波美音が予選7位浮上 若松ヴィーナスシリーズ
2022.05.26
若松ヴィーナスシリーズ(5月23日~28日開催)は25日、3日目が終了した。永井聖美(東京)が2・1・1・2着のオール2連対で予選首位をキープ。予選2位には1・3・1・1・2着の藤原菜希(東京)【写真下】がつけ、東京支部勢がV争いを引っ張る展開となってきた。
4日目は永井が4R5号艇と9R6号艇、藤原が6R6号艇で登場。いずれも外枠に組まれており踏ん張りどころの一日となりそうだ。
また東京支部勢では生田波美音(東京)【冒頭の写真】の活躍も光る。3日目8Rでは豪快な5コースまくりを披露。1・2・5・1着で予選7位まで上がってきた。
生田が今節手にしたモーター21号機は2連対率30位タイ。数字的には低調だ。しかし昨年11月のヴィーナスシリーズでは平山智加が優出4着に入り、今年2月の男女ダブル戦でも茶谷桜が優出4着と女子レースで活躍。また今年3月のG1若松周年では森高一真が乗って優出2着の快走を見せていた。このモーターはこれまで使用された15節のうち11節はB級が乗ったこともあって2連対率は低めだが、A級が乗った4節では3優出と好成績。侮れないパワーを秘めていそうだ。
4日目の生田は2R6号艇で登場(※後半11R3号艇は一般戦)。予選突破には当確ランプがともっているが、大外枠で着をまとめて準優好枠を狙いたいところだ。生田はこれまで準優に5回乗っているが、その枠番は5・4・4・4・6号艇。すべてダッシュ戦となって転・5・4・6・6着と苦戦を強いられてきた。デビュー初優出へのチャンスを広げるためにも、4日目2Rの6号艇が重要となってきそうだ。