レースリポート
宮島オールスター展望3 高評価モーターを手にしたのは實森美祐
2022.05.23
SG第49回ボートレースオールスターがあす24日、宮島で開幕する。
きょう23日の前検日はボート・モーターの抽選などが行われた。
ボートレース宮島のモーターは2021年11月16日から使用されており、約半年が経過している。相場はできているといっていいだろう。
2連対率上位5基は次のとおりだ。トップの53号機は地元・實森美祐【写真上】が引いた。
1位 53号機(2連対率49.5%)
實森 美祐
2位 54号機(2連対率48.3%)
守田 俊介
3位 44号機(2連対率45.9%)
菊地 孝平
4位 58号機(2連対率45.6%)
遠藤 エミ
5位 39号機(2連対率45.3%)
江口 晃生
さらに、日ごろの動向をつぶさに見ている記者の評価と乗艇選手を整理した。
53号機【實森 美祐】
船岡洋一郎が4月に周年記念を制した時の相棒。伸びがすさまじく、他艇を置いていく雰囲気がある。また、調整によってバランスを取ることも可能だ。
21号機【平高 奈菜】
選手によっては「どんな調整をしても伸びる」と言わしめる素性機。ピット離れにやや不安があるが、伸び一撃タイプにはもってこいだという。
32号機【徳増 秀樹】
乗り手の関係で数字が伸びなかったと言われているが、4月以降に急上昇。レース足バツグンに仕上がりつつある注目モーターだ。
67号機【石野 貴之】
4月に行われた整備士による中間整備で激変。直線系に特徴があるが、かかりながらスピード旋回できる能力を誇る注目機。
30号機【濱野谷 憲吾】
多くの選手に出足系と評価される実戦向きモーター。乗り手によっては伸び系に変化することもある素直なモーターだ。
加えて、下の表のように「完全伸び仕様」を旨としている3選手が前検タイム上位に入るなど、いきなり個性さく裂のシリーズが期待される。
1.菅 章哉 前検タイム 6.46
2.高田ひかる 前検タイム 6.50
3.平高 奈菜 前検タイム 6.52
4.藤山 翔大 前検タイム 6.54
さらに、今月初めの当地ゴールデンウイーク戦で優勝した前本泰和【写真下】は3R2号艇だ。
ボートレース宮島のSG第49回ボートレースオールスターはあす24日開幕する。
楽しみは尽きない。