レースリポート
野田部宏子が自身2回目の優出! 6号艇で奇策ある!? 戸田オールレディース
2022.05.21
戸田オールレディース(5月17日~22日開催)は21日、5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まった。
<戸田 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 金田 幸子(岡山) 今年1コース1着率68%
2号艇 大豆生田 蒼(埼玉) 今年2コース1着率22%
3号艇 落合 直子(大阪) 今年3コース1着率11%
4号艇 堀之内紀代子(岡山) 今年4コース1着率17%
5号艇 廣中 智紗衣(東京) 今年5コース1着率7%
6号艇 野田部 宏子(福岡) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
4日目まで無傷の8連勝だった堀之内紀代子【写真上】が準優1号艇で2着に敗れる波乱。優勝戦は4号艇になった。それでも今節は伸び足強力なだけに侮れないところ。準優でも展示タイムは6秒57の1番時計で、2番時計の選手(6秒74)には実にコンマ17もの大差をつけていた。圧倒的なパワーを武器に攻め込んでくる可能性大だろう。
優勝戦1号艇は予選2位だった金田幸子が手にした。今年インは25戦17勝で1着率68%と上々の成績。準優ではインからコンマ10の好スタートで力強く逃げ切っており、優勝戦でも勝ち切る力は十分だろう。2018年12月の戸田オールレディース以来となる優勝を狙う。
そして注目したいのは野田部宏子【冒頭の写真】だ。準優で3カドから2着に食い込んで優出切符を獲得。2019年3月の蒲郡一般戦以来となる自身2回目の優出を果たした。
今節の野田部は追加あっせんでの参戦。開幕4日ほど前に急きょ出場が決まって戸田にやってきた。そして2・5・4・1・2・2・2・1・2着の活躍を見せて優勝戦に進出。特に3日目以降の6走はコンマ03、13、24、08、10、06で、ゼロ台スタート3本、トップスタート5本という圧巻の踏み込みぶりだ。
優勝戦は6号艇での戦いに。野田部は2019年ごろ、外枠で頻繁に前付けを仕掛けていた時期もあった。この大一番で動いてくる可能性はあるのか。準優で突然3カドの奇策を見せた野田部だけに、何をやってくるかはわからない。