レースリポート
平高奈菜が女子28人目の通算1000勝達成! 優勝は遠藤エミ 唐津オールレディース
2022.05.05
唐津オールレディース(4月29日~5月5日開催。29日は4R以降中止)は5日、最終日を迎えた。優勝戦は1号艇の遠藤エミ(滋賀)が快勝。インからコンマ14のトップスタートで逃げ切った。2着には2号艇の櫻本あゆみ(群馬)、3着には4号艇の原田佑実(大阪)が入り、3連単1-2-4で830円の1番人気決着となっている。
勝った遠藤は3月の大村SGボートレースクラシックに続く今年2回目の優勝で通算38V。唐津では2回目の優勝となっている。この優勝で賞金105万円を獲得し、グランプリ初出場へまた1歩前進した。
そして、最終日1Rでは平高奈菜(香川)【冒頭の写真】がイン逃げで1着。デビュー通算1000勝を達成した。
【平高奈菜 年次別成績】
2007年 3勝
2008年 11勝
2009年 30勝 1優出
2010年 67勝 6優出2V
2011年 65勝 6優出
2012年 69勝 9優出3V
2013年 55勝 6優出1V
2014年 87勝 11優出2V
2015年 109勝 16優出3V
2016年 73勝 9優出1V
2017年 96勝 9優出1V
2018年 17勝 4優出
2019年 98勝 17優出5V
2020年 93勝 12優出5V
2021年 95勝 17優出6V
2022年 32勝 3優出3V
平高は2007年5月11日デビューの100期生。2009年7月に多摩川女子リーグで初優出、2010年9月に津オール女子戦で初Vを飾るなど早くから頭角を現し、2015年には自己ベストの年間109勝をマークして女子最多勝に輝くなど快調に白星を重ねていった。
2018年にF3で180日間のF休みを喫して年間17勝に終わる苦しい時期もあったが、その苦境をバネにして2019年は98勝で女子2位、2020年は93勝で女子1位、2021年は95勝で女子3位というハイペースで白星を量産。そしてデビュー15周年を6日後に控えた2022年5月5日、女子史上28人目の1000勝に到達した。
100期以降の選手では桐生順平(1013勝)、上野真之介(1010勝)、深谷知博(1003勝)に続いて4人目の1000勝レーサーとなっている。