レースリポート
地元の小芦るり華が予選突破へ1号艇で勝負駆け 唐津オールレディース
2022.05.02
唐津オールレディース(4月29日~5月5日開催。29日は4R以降中止)は4日目が終了。原田佑実(大阪)が1・3・1・1・3・1着のオール3連対で予選首位に浮上した。平高奈菜(香川)は4日目も2着で白星を奪えず。今節ここまで2・3・2・5・2着とやや苦戦しており、デビュー通算998勝で足踏みが続いている。
さて5月3日は予選最終日のシリーズ5日目。注目カードには3Rを挙げたい。
<唐津 5日目 3R 3ライズ戦予選>
1号艇 小芦るり華(佐賀) 予選17位
2号艇 蜂須 瑞生(群馬) 予選26位
3号艇 櫻本あゆみ(群馬) 予選6位
4号艇 若狭奈美子(岡山) 予選28位
5号艇 三松 直美(岡山) 予選40位
6号艇 五反田 忍(大阪) 予選31位
※()内は支部
1号艇で登場するのは地元の小芦るり華【冒頭の写真】だ。今節ここまで1・5・2・3・3・6着で予選17位。今年2月の唐津オールレディースでは予選3位に入る活躍でV争いを沸かせたが、今節はまず予選突破が大きな目標となってきた。
5日目はこの3R1号艇の1回走り。一走入魂の勝負駆けになる。小芦は今年イン18戦14勝で1着率78%の好成績をマークしており、現在イン8連勝中という鉄壁ぶり。持ち前のスタート力で先手を奪ってイン速攻となるか。
小芦にとって強力なライバルとなるのは群馬支部の2人。2号艇の蜂須瑞生と3号艇の櫻本あゆみ【写真下】だ。
蜂須は今年2コースで9走して1・4・1・3・2・1・1・1・3着。9戦5勝の1着率56%という見事な成績を残している。3月の三国ヴィーナスシリーズでは2コース差しでインの遠藤エミを破るレースもあった。"蜂のひと差し"とも呼ばれる鋭いハンドルをここでも見せるのか。
櫻本といえば2014年の唐津オールレディースで10連勝パーフェクトVによるデビュー初優勝という快挙を演じたのが記憶に新しいところ。唐津は好相性の水面だ。特に唐津では3コースで強く、通算17戦7勝で1着率41%をマークしている。唐津の赤いカポックで今節も魅せるのか。