レースリポート
優勝戦は宇野弥生らスタート巧者ぞろいで壮絶スリット合戦! 下関オールレディース
2022.04.27
下関オールレディース(4月22日~27日開催)は5日目が終了。27日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<下関 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 宇野 弥生(愛知) 今年1コース1着率83%
2号艇 松尾 夏海(香川) 今年2コース1着率31%
3号艇 岸 恵子(徳島) 今年3コース1着率0%
4号艇 落合 直子(大阪) 今年4コース1着率0%
5号艇 金田 幸子(岡山) 今年5コース1着率17%
6号艇 津田 裕絵(山口) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
予選トップ通過の宇野弥生【冒頭の写真】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得した。今年インは12戦10勝で1着率83%という強さ。今節もイン戦が2回あったが、2日目6Rではコンマ04、5日目11Rの準優ではコンマ06といずれもゼロ台スタートを決めて逃げ切っている。優勝戦でも快ショットからのイン速攻を見せるのか。昨年8月の徳山ヴィーナスシリーズ以来となる優勝を狙う。
ただ、ほかの優勝戦メンバーもスタート力では負けていない選手ばかりだ。
2号艇の松尾夏海は今節9走で4本のトップスタートをマーク。今年2コースは13戦4勝で1着率31%と上々の成績を残しているだけに侮れない存在だろう。
3号艇の岸恵子は今節8走で5本もトップスタートがある。準優では4カドから完全に頭ひとつ抜け出したトップスタートを決めて悠々とまくり一撃。スタート勘を完璧につかんでいると考えていいだろう。
4号艇の落合直子【写真上】にいたっては今節9走でトップスタート6本という驚異の踏み込みぶり。優勝戦4号艇となっただけに虎視眈々(こしたんたん)とカド一撃を狙っているはずだ。
落合は宇野と今節すでに3回も直接対決があり、2日目12Rは宇野5着・落合6着、4日目4Rは宇野1着・落合3着、5日目11Rは宇野1着・落合2着。いずれも宇野の背中を見ながら、落合はゴールしている。“四度目の正直”で先着したいところだ。
スタート巧者がズラリと並んだ優勝戦。壮絶なスリット合戦が見どころになってくる可能性が高そうだ。