レースリポート
田口節子が優勝戦1号艇 三度目の正直で今年初Vなるか 平和島ヴィーナスシリーズ
2022.04.19
平和島ヴィーナスシリーズ(4月15日~20日開催)は19日に5日目が終了。優勝戦に臨むメンバーが決まった。
<平和島 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 田口 節子(岡山) 今期1コース1着率83%
2号艇 堀之内紀代子(岡山) 今期2コース1着率35%
3号艇 清水 沙樹(東京) 今期3コース1着率17%
4号艇 原田 佑実(大阪) 今期4コース1着率13%
5号艇 永井 聖美(東京) 今期5コース1着率13%
6号艇 高田 ひかる(三重) 今期6コース1着率11%
※()内は支部
予選トップ通過だった原田佑実が準優2着に敗れて優勝戦4号艇に。予選2位通過だった田口節子【冒頭の写真】が準優1着でポールポジションを手にした。
田口は今年"優勝戦1号艇"に2回乗っているが、1月の児島ヴィーナスシリーズでは土屋南の3コースまくりを浴びて6着、2月の桐生レディースオールスターでは守屋美穂の4コースまくりに屈して3着。いずれも同支部の後輩にまくられて苦杯をなめている。今度こそ三度目の正直でしっかり勝ち切り、昨年12月の福岡クイーンズクライマックス以来となる優勝を手にしたい。
2号艇は堀之内紀代子【写真上】。昨年12月の福岡クイーンズクライマックスシリーズ戦以来となる優勝戦進出で待望の今年初優出となった。今期2コースは17戦6勝で1着率35%の好成績。同支部の田口を相手にどう攻めるのか注目だ。
3号艇は地元の清水沙樹。2・2・1・2・1・1・2・2・1着のオール2連対で勝ち上がってきた。これで今期勝率は今節開幕時点の5.95から6.16までアップ。A1級昇格にまだ望みがつながっている。もし優勝戦で1着なら6.20、2着なら6.18となって現状のA1級ボーダー(6.18前後)をクリアできる計算。平和島初VとA1級昇格の二兎(にと)を追う。
また4号艇にはシリーズを引っ張ってきた原田佑実、5号艇には約4年10カ月ぶりの優出を果たした地元の永井聖美、6号艇には時折前付けも見せるだけに目が離せない高田ひかると楽しみなメンバーがそろった。本命田口が勝ち切るのか、それとも波乱の結末が待っているのか、予断を許さない優勝戦だ。