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A1級勝負駆けの原田佑実・大豆生田蒼が好スタート! 平和島ヴィーナスシリーズ

2022.04.15

 平和島ヴィーナスシリーズ(4月15日~20日開催)が開幕した。初日メーンカードの12R「ヴィーナスドリーム」は1号艇の田口節子(岡山)がイン逃げで快勝。2着に2号艇の倉持莉々(東京)、3着に5号艇の堀之内紀代子(岡山)が入り、3連単1-2-5で2820円の10番人気決着となった。田口は前半8Rも4コースまくりで制しており、初日2連勝で予選首位の好スタートとなっている。

 もう1人初日2連勝を飾ったのが原田佑実(大阪)【冒頭の写真】だ。3Rを4コース差し、11Rをイン逃げで快勝。原田の1日2勝は昨年11月の津ヴィーナスシリーズ最終日以来で約5カ月ぶりとなっている。

 原田は前日時点で今期勝率が6.16だったが、この2連勝によって6.24まで大幅にアップ。A1級ボーダーは現在6.19前後となっており、一気にボーダーラインを飛び越えていったことになる。

 原田はこれまでA1級を2回(2018年前期、2019年後期)経験しているが、現在は5期連続でA2級にとどまっている状態。6期ぶりのA1級復帰に向けてラストスパートに入った原田が、今節のV争いを面白くする存在になってくるかもしれない。

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 大豆生田蒼(埼玉)【写真上】は10Rで6コース恵まれの1着。出口舞有子、黒澤めぐみ、蜂須瑞生の3艇がフライングを切る波乱の展開(出口はF2)となるなか、コンマ02で生き残って貴重な白星を手にした。

 大豆生田は前日時点で今期勝率が6.10だったが、この1着で6.14まで上昇。A1級初昇格が射程圏に入ってきた。

 2日目は原田が11R2号艇、大豆生田が1R4号艇と10R2号艇で登場。A1級勝負駆け組の走りに注目しておきたい。

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