レースリポート
高田ひかるがドリーム戦3号艇登場 課題の”初日”克服なるか 平和島ヴィーナスシリーズ
2022.04.14
平和島ヴィーナスシリーズ(4月15日~20日開催)が15日に開幕する。A1勢からは堀之内紀代子(岡山)、田口節子(岡山)、櫻本あゆみ(群馬)、浜田亜理沙(埼玉)、高田ひかる(三重)、倉持莉々(東京)が参戦。そのほかにも平田さやか(東京)、山下友貴(静岡)、清水沙樹(東京)、大豆生田蒼(埼玉)らが登場する楽しみなシリーズだ。
初日のメーンカードは12Rの「ヴィーナスドリーム」。A1級6人で争われる。
<平和島 初日 12R ヴィーナスドリーム>
1号艇 田口 節子(岡山) 今期1コース1着率82%
2号艇 倉持 莉々(東京) 今期2コース1着率13%
3号艇 高田 ひかる(三重) 今期3コース1着率50%
4号艇 浜田 亜理沙(埼玉) 今期4コース1着率7%
5号艇 堀之内紀代子(岡山) 今期5コース1着率8%
6号艇 櫻本 あゆみ(群馬) 今期6コース1着率8%
※()内は支部
レースのカギは何といっても3号艇の高田ひかる【冒頭の写真】だろう。今期3コースは16戦8勝で驚異の1着率50%。伸び型の仕上げに加え、3カドの作戦も駆使して赤いカポックで好成績を残している。
ただ気になるのは"シリーズ初日"という点だ。高田の今期の初日成績を書き出してみると、6・5・3・5・4・2・2・6・1・3・5・6・4・2・4着。15戦1勝で1着率7%と苦戦している。
前々節の桐生G2レディースオールスターは初日ドリーム戦3号艇だったが、3カドからコンマ32とスタートで大きく遅れて4着。前節の住之江一般戦も初日ドリーム戦3号艇だったが、同じく3カドからコンマ23と攻め切れず4着に終わっている。
伸び型の特殊な調整をしている分、初日はまだ舟足を仕上げきれておらず、スタート勘もつかみきれていないケースが多い印象だ。今節もまたドリーム戦3号艇に組まれた高田がどんな走りを見せるのか注目したい。
迎え撃つ1号艇は田口節子【写真上】。今期インは34戦28勝で1着率82%という鉄壁ぶりだ。田口の近況(昨年12月から)の初日成績は1・2・1・1・2・1・3・2・1・1・2・2・2・3・3着で実に15走連続3連対中。このドリーム戦もきっちり勝ち切ってV争いの主導権を握るのか。