レースリポート
三国ヴィーナス優勝戦は師弟対決! 1号艇・五反田忍、2号艇・鎌倉涼は13年ぶり
2022.03.31
三国ヴィーナスシリーズ(3月26日~4月1日開催、26日は中止順延)は5日目が終了。4月1日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<三国 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 五反田 忍(大阪) 今期1コース1着率74%
2号艇 鎌倉 涼(大阪) 今期2コース1着率25%
3号艇 清埜 翔子(埼玉) 今期3コース1着率18%
4号艇 平高 奈菜(香川) 今期4コース1着率24%
5号艇 松本 晶恵(群馬) 今期5コース1着率0%
6号艇 遠藤 エミ(滋賀) 今期6コース1着率7%
※()内は支部
予選トップ通過の五反田忍【冒頭の写真】が準優をイン逃げで制してポールポジションを獲得。五反田の優勝戦1号艇は2012年8月の丸亀男女ダブル戦以来で約9年8カ月ぶりと久々だ。五反田は優勝戦でのイン戦が過去4回あるが、1・1・1・1着で負けなし。しかもその4走のSTがコンマ04、11、08、06と気迫のスタートを連発している。今節も大一番で勝負度胸を見せて栄冠を手にするのか。昨年11月の住之江男女ダブル戦以来となる通算12回目の優勝を狙う。
2号艇には鎌倉涼【写真上】が入って師弟対決に。1号艇・五反田、2号艇・鎌倉という組み合わせは意外に少なく過去1回だけ。2009年4月の下関女子リーグの準優以来で約13年ぶりになる。ちなみにそのレースは1着五反田、2着鎌倉のワンツーとなり、当時19歳だった鎌倉がデビュー初優出を飾った記念すべき一戦だ。久々に内枠で激突する2人がどんな戦いを見せるのか注目したい。
舟券のカギを握るのは3号艇の清埜翔子か。準優10Rでは4カドまくりを決めたかに見えた土屋南がFに散り、5コース恵まれの1着を奪って優出切符を獲得。これで近況5節で3優出と好リズムが続いている。今期3コースは17走で1着3本、2着5本、3着4本をマークしており3連対率71%の好成績。侮れない存在になるだろう。通算8回目の優出でデビュー初Vを狙う。
注目の遠藤エミは準優でなんとか2着をもぎ取って優勝戦に進出。2節連続Vへ望みをつないでいる。前節のSGボートレースクラシックでは予選2日目に6コースまくり差しでの1着があった。大外枠から虎視眈々(こしたんたん)と優勝を狙う。