レースリポート
平高奈菜が前回大敗の「女神ドリーム」で雪辱期す 三国ヴィーナスシリーズ
2022.03.27
三国ヴィーナスシリーズ(3月26日~4月1日開催、26日は中止順延)が27日に開幕した。初日メーンカードの12R「女王ドリーム」は1号艇の遠藤エミ(滋賀)が辛勝。2号艇の松本晶恵(群馬)に2コースから差されて先行される展開となったが、3周1マークで逆転の差しを決めて1着ゴールとなった。2着は松本、3着には清水沙樹(東京)が入って、3連単1-2-3は670円の2番人気決着となっている。
さて2日目のメーンカードは12Rの「女神ドリーム」。ダブルドリームの後半戦として行われる。
<三国 2日目 12R 女神ドリーム>
1号艇 平高 奈菜(香川) 今期1コース1着率59%
2号艇 角 ひとみ(広島) 今期2コース1着率10%
3号艇 鎌倉 涼(大阪) 今期3コース1着率44%
4号艇 櫻本あゆみ(群馬) 今期4コース1着率14%
5号艇 清埜 翔子(埼玉) 今期5コース1着率0%
6号艇 今井 美亜(福井) 今期6コース1着率0%
※()内は支部
1号艇に座るのは平高奈菜【冒頭の写真】だ。初日は9Rで2コースまくりを決めるなど3・1着とまずまずの発進。近況は3節連続でピストンリング交換を強いられるなど機力に悩まされる節が続いていたが、新モーターの今節は上々の舟足に仕上がってきそうな気配だ。
平高にとって「女神ドリーム」は巡り合わせのレース。当地前走となる2020年5月の三国オールレディースでも2日目12Rの女神ドリームで1号艇に組まれ、イン戦6着大敗を喫して3連単2万円台の高配当を献上している。今回は雪辱したいところだ。
対抗1番手は3号艇の鎌倉涼か。今期3コースは1・2・2・1・4・5・1・3・1着で9戦4勝の1着率44%という好成績。4勝のうち3勝を"まくり"でマークするなど赤いカポックで積極的な攻めを見せている。1号艇の平高奈菜と100期同士の一騎打ちに持ち込むのか。
意地を見せたいのは6号艇の今井美亜【写真上】だ。地元の福井支部勢は西橋奈未が初日10Rでプラス08のフライングを切るアクシデント。地元Wエースの一角が即日帰郷となってしまい、今井にかかる期待が一段と増した。今井自身も前節フライングを切ったばかりの苦しい状況だが奮起したいところだ。