レースリポート
SG覇者となった遠藤エミが初日ドリーム戦1号艇で登場 三国ヴィーナスシリーズ
2022.03.26
三国ヴィーナスシリーズ(3月26日~4月1日開催、26日は中止順延)がスタートする。本来は26日に開幕予定だったが、荒天のため中止となって日程は1日順延。3月27日~4月1日の年度またぎで行われることになった。
今節の目玉はなんといってもSGボートレースクラシック覇者、遠藤エミ(滋賀)【冒頭の写真】の参戦。そのほかにもA1勢から松本晶恵(群馬)、平高奈菜(香川)、鎌倉涼(大阪)、櫻本あゆみ(群馬)、松尾夏海(香川)、中川りな(福岡)が登場し、モーニングレースで激戦を繰り広げる。
初日のメーンカードは12Rの「女王ドリーム」。ダブルドリームの前半戦として行われる。
<三国 初日 12R 女王ドリーム>
1号艇 遠藤 エミ(滋賀) 前検タイム6秒62(3位タイ)
2号艇 松本 晶恵(群馬) 前検タイム6秒67(17位タイ)
3号艇 清水 沙樹(東京) 前検タイム6秒62(3位タイ)
4号艇 中川 りな(福岡) 前検タイム6秒66(14位タイ)
5号艇 松尾 夏海(香川) 前検タイム6秒79(43位タイ)
6号艇 小芦るり華(佐賀) 前検タイム6秒66(14位タイ)
※所属支部を表記
1号艇に指名されたのはもちろん遠藤エミだ。歴史的快挙を成し遂げてからわずか4日、ゆっくり休む間もなく三国に転戦してきた。
遠藤にとって三国は4優出2Vと相性上々の水面。当地前走となる昨年9月のオールレディースで優勝しており、今節は三国2節連続Vがかかる。大きな注目を集めるなかでの戦いとなる三国ヴィーナスシリーズ。貫禄の走りで優勝をつかむのか目が離せない6日間になる。
なお三国は今節から新モーター、新ボート、新プロペラを使用。素性がわからないため舟券的には難しいかもしれない。
機力評価の手がかりとなるのは前検タイムだが、初日ドリーム戦組では遠藤エミと清水沙樹が好タイム。6秒62で3位タイの数字をマークした。清水は前節の宮島ヴィーナスシリーズで節間11走すべて展示1番時計を出すなど伸び足の仕上げがうまいだけに楽しみだ。
逆に前検タイムが悪かったのは松尾夏海【写真上】。6秒79は43位タイでワーストの数字だ。近況2節連続優出中と好調な松尾がこのモーターをどう仕上げてくるのか注目しておきたい。