レースリポート
佐々木裕美が津オールレディース優勝 一発逆転でレディースチャンピオン優先切符を獲得
2022.03.25
津オールレディース(3月20日~25日開催)が終了した。優勝戦は1号艇の大瀧明日香(愛知)がインから1マークを先マイして先頭に立ったが、プラス01のフライングのため無念の返還欠場。これで2番手につけていた3号艇の佐々木裕美(山口)【写真3枚とも】が繰り上がり、3コース恵まれでの優勝となった。2着には2号艇の田口節子(岡山)、3着には4号艇の日高逸子(福岡)が入り、3連単3-2-4で1430円の3番人気決着となっている。
勝った佐々木は2020年7月の丸亀ヴィーナスシリーズ以来となる約1年8カ月ぶりの優勝で通算10V。津では初めての優勝となっている。
佐々木はこの優勝により賞金105万円を手にするとともに、今年8月に丸亀で行われるプレミアムG1レディースチャンピオンの優先出場権を獲得。選考勝率は現在4.91でボーダーラインには大きく届いていない状況だが、一発逆転で出場へ当確ランプをともすことになった。
田口節子は惜しくも優勝こそ逃したが2着で賞金55万円の上積みに成功。今節の活躍で今年の獲得賞金が1000万円を突破した。昨年の田口は1000万円に到達したのが4月23日だったが、今年はそれより約1カ月も早いペースだ。史上初のクイーンズクライマックス2連覇がかかる2022年シーズンは順調な滑り出しとなっている。
日高逸子は優勝戦3着に入って賞金45万円を獲得。前節の尼崎オールレディース優勝に続く活躍となり、今年の女子賞金ランキングは5位まで上がってきた。60歳となってもなお健在の日高が、3年ぶり8回目のクイーンズクライマックス出場に向けて着々と歩を進めている。
【2022年女子賞金ランキング】(3月25日、19時現在)
1位 遠藤 エミ 48,348,000円
2位 守屋 美穂 14,733,000円
3位 田口 節子 10,604,000円 (津優勝戦2着)
4位 渡邉 優美 9,593,000円
5位 日高 逸子 8,618,000円 (津優勝戦3着)
6位 寺田 千恵 8,338,000円
7位 松尾 夏海 7,318,000円
8位 細川 裕子 7,312,000円
9位 落合 直子 7,252,000円
10位 長嶋 万記 7,098,000円
11位 平田さやか 7,071,066円
12位 清水 沙樹 7,028,000円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 平山 智加 7,008,000円
14位 中村 桃佳 6,998,000円
15位 平高 奈菜 6,904,000円
16位 三浦 永理 6,622,000円
17位 實森 美祐 6,333,000円
18位 谷川 里江 6,249,000円
19位 海野ゆかり 6,132,000円
20位 土屋 南 6,022,000円
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29位 高憧 四季 5,533,000円 (津優勝戦5着)
34位 佐々木裕美 5,314,000円 (津優勝戦1着)
47位 大瀧明日香 4,676,000円 (津優勝戦フライング)
64位 岩崎 芳美 3,961,000円 (津優勝戦4着)