レースリポート
優勝戦は2号艇・田口節子&3号艇・守屋美穂! 岡山勢の攻撃カギ 尼崎オールレディース
2022.03.10
尼崎オールレディース(3月6日~11日開催)は5日目が終了。11日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<尼崎 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 山下 友貴(静岡) 今期1コース1着率62%
2号艇 田口 節子(岡山) 今期2コース1着率54%
3号艇 守屋 美穂(岡山) 今期3コース1着率10%
4号艇 日高 逸子(福岡) 今期4コース1着率6%
5号艇 松尾 夏海(香川) 今期5コース1着率0%
6号艇 渡辺 千草(東京) 今期6コース1着率0%
※()内は支部
予選トップ通過の山下友貴が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。2017年7月の江戸川ヴィーナスシリーズ以来となる自身7回目の優勝に王手をかけた。準優ではインからコンマ04の鋭いスタートを決めて逃げ切っており、優勝戦でも気迫の踏み込みを見せたいところだ。
山下にとって最大のライバルとなるのは2号艇の田口節子【冒頭の写真】だろう。今期2コースは13戦7勝で1着率54%という驚異的な数字。昨年末の福岡クイーンズクライマックスで2コースまくりを決めて優勝するなど、黒いカポックでまくり・差し自在の攻めを見せて白星を量産している近況だ。田口は前節の桐生レディースオールスターで優勝戦1号艇に乗るも3着という悔しさを味わったばかりだけに、優勝への思いは人一倍強いかもしれない。
3号艇の守屋美穂【写真上】も注目だ。守屋の優勝戦3号艇は2019年4月の平和島オールレディース以来で約2年11カ月ぶりと意外にも久々。守屋にとっては優勝戦41レースぶりの3号艇になる。
守屋は今年優勝戦を2回走っているが、2月の若松男女ダブル戦では「2コースまくり」でインの魚谷香織を破って優勝、前節の桐生レディースオールスターでは「4コースまくり」でインの田口節子を破って優勝。勝負どころで速攻を仕掛けてくる印象が強くなってきた。今節も優勝戦で3コースから果敢に攻めてくる可能性十分。2コース得意な田口を間に挟みつつ、まくる守屋・逃げる山下、101期コンビがしのぎを削る展開となるのか。