レースリポート
3月3日3R3号艇で勝利!中里優子
2022.03.03
きょう3月3日は「ひなまつり」。
諸説あるものの、奈良時代や平安時代まで歴史をさかのぼることができる伝統行事はいまなお暮らしの中に浸透している。
ひな人形を飾る日が地域や家庭によってさまざまなように、納める日にも決まりごとがない。一般的には二十四節気のひとつ「啓蟄」(今年は3月5日)から「春分の日」(今年は3月21日)の間が多いといわれている。
また、湿度の低い好天の日が良いとされている。水分がカビや傷みの原因となるからだ。
ちなみに、尾張徳川家に伝わる「重宝」(じゅうほう)などを展示している徳川美術館(愛知県名古屋市・昭和10年開館)では企画展「尾張徳川家の雛まつり」を実施しているが、35回目の今年は2月5日(土)から4月3日(日)までの開催だ。
そんなひな祭りの日に「3」絡みで勝利した女子レーサーがいる。
中里優子【写真2枚とも】だ。
戸田で開催されている「ヴィーナスシリーズ第22戦・第55回日刊スポーツ杯」の3R3号艇で勝利したのだ。決まり手はまくりである。
今大会はオーバーエイジ枠で参戦しているが、持ち味である「握りっぷり」は変わっていない。行けるとみれば徹底的に攻め尽くそうとするタイプである。
語り草になっているのは2015年8月の大激戦。大外6コースから差し込み一旦は先頭に躍り出たが、滝川真由子との接戦に敗れた丸亀レディースチャンピオン優勝戦である。その悔しさは思うにあまりあるが、以降も一貫して自分のスタイルを通している。
戸田は4日終盤3個レースで準優勝戦が行われる。
中里優子は10R2号艇。たとえ2コースでも行けるとみれば握っていくに違いない。