レースリポート
元AKB48大家志津香がスペシャルライブ登場!レディースオールスター優勝戦を悔いなく走る松尾夏海
2022.02.27
桐生のナイターレース「G2第6回レディースオールスター」はきょう27日が最終日。12Rで優勝戦が行われる(下図参照)。予選最終競走こそ5着だったが、あとは1着を並べている田口節子がV候補筆頭。昨年末のプレミアムG1クイーンズクライマックス以来の優勝で、女子第一人者を改めて印象づける可能性が高い。
しかし、楽観視できるわけではない。
持ち前の調整力で伸び強力な高田ひかる(2号艇)
優勝すれば通算1000勝となる長嶋万記(3号艇)
ターンの返りがよく出足良好の守屋美穂(4号艇)
旋回後の押しが力強く十分戦える細川裕子(5号艇)
舟足のバランスに納得している松尾夏海(6号艇)
以上、ライバルたちとて虎視眈々(こしたんたん)。最善を尽くしてくる。たとえコースが遠くても可能性に賭けるのはレーサーとして当然。本能といってもいいだろう。
そういう点で、最も不利な6コースが想定されるものの松尾夏海【写真3枚とも】の戦いぶりが注目される。
デビューは2010年11月。徹頭徹尾攻め切るスタイルを追求してきたが、10年を節目にレーススタイルに幅が出てくるようになって現在に至っている。
「まくり」プラス「差し」である。
事実、昨年末のクイーンズクライマックスシリーズ戦は2コースから差し、デビュー初優勝を飾った。
今節も初戦こそ5コースからまくりに出たが、あとは差しハンドルで好位をキープ。成績をまとめファイナリストになった。きのうの準優勝戦(5コースから2着)もそうである。
いいカタチで2021年を締めくくった松尾夏海にとって、飛翔の年とするにふさわしいのが2022年。8月2日開幕のG1レディースチャンピオンの舞台が地元丸亀だからである。
結果や勝ち負けはつくが、自在で内容の濃いレースに努め、悔いなく走ることだろう。
ファン注目の「G2第6回レディースオールスター」のYouTubeライブは連日配信されてきたが、いよいよ最終日。18時スタートの予定である。