レースリポート
G2桐生レディースオールスター 中村かなえら”初出場組5人”が高配当の使者
2022.02.22
ボートレース桐生で「G2第6回レディースオールスター」(2月22日~27日開催)が22日に開幕する。ファン投票上位49人と委員会推薦3人の計52人が参戦。女子のトップスターが顔をそろえ、熾烈(しれつ)で華やかな戦いを繰り広げる。
さてV争いはもちろん気になるところだが、舟券的に注目しておくべきは"初出場組"だろう。というのも昨年芦屋で行われたレディースオールスターでは、大会初出場だった上田紗奈が3コースまくり差しで3連単6万3430円の節間最高配当を提供。さらに同じく初出場だった来田衣織が3コースまくりで3連単6万2230円の節間高配当2位を記録しているのだ。過去のレディースオールスターを振り返ると初出場組の若手が大穴を開けているケースが目立つ。
今回の桐生大会にはレディースオールスター初出場の選手が5人いる。121期の中村かなえ(東京)【冒頭の写真】、123期の西岡成美(徳島)、124期の高憧四季(大阪)、125期の野田なづき(佐賀)【写真下】、127期の川井萌(静岡)だ。
西岡成美と高憧四季は昨年末のクイーンズクライマックスシリーズ戦で活躍したのが記憶に新しいところ。その節、西岡は3コースまくり差しで3連単3万円台、高憧は5コースまくりで3連単7万円台の大穴を出していた。今節も大舞台で高配当メーカーとなるのか注目だ。
中村かなえはスタート力が武器で、どのコースからでも1着を狙えるだけに常に目が離せない存在。野田なづきと川井萌はともにデビュー通算5勝とまだ経験が浅いだけに、2・3着の連絡みでも好配当になるかもしれない。
初日の初出場組5人は、中村が2R2号艇と10R4号艇、西岡が4R1号艇、高憧が4R3号艇、野田が3R2号艇、川井が6R5号艇で登場。さっそく見せ場をつくるのか注目したい。