レースリポート
土屋南が自己新の7走連続ゼロ台スタートで浜名湖ヴィーナス熱闘制覇!
2022.02.21
浜名湖ヴィーナスシリーズ(2月16日~21日開催)が21日、終了した。優勝戦は4号艇の土屋南(岡山)【冒頭の写真】が4カドまくりから道中接戦を制して1着。2着には1号艇の山川美由紀(香川)、3着には6号艇の間庭菜摘(福岡)が入り、3連単4-1-6で3240円の13番人気決着となっている。
勝った土屋は2020年7月の住之江ヴィーナスシリーズと今年1月の児島ヴィーナスシリーズに続く通算3回目の優勝。浜名湖では初優出初Vとなった。
今節の土屋は2・1・3・2・1・1・2・4・3・2・1着。手にしたモーターは2連対率36位の低勝率機だったが、初日ドリーム戦で3コース差しを決めるなどシリーズ序盤から上々のパワーを披露。予選2位通過の活躍を見せた。そして準優ではイン戦2着に敗れたものの、優勝戦では山川・間庭との三つ巴の大激戦を道中ツケマイ連発で制して1着。青いカポックでVゴールを駆け抜けた。
今節特に光ったのはスタートで、11走のSTはコンマ07、11、12、14、09、05、09、04、09、04、03。3日目からゼロ台スタート7連発だ。土屋は2019年11月に徳山オールレディースと浜名湖男女ダブル戦で5走連続ゼロ台スタート(節またぎ)、2020年8月の大村ヴィーナスシリーズでも5走連続ゼロ台スタートがあったが、今節はそれを上回る自己ベストの7走連続ゼロ台スタートだった。
土屋は今年4節走って3優出2Vと好調が続き、今年の女子賞金ランキングも6位まで上昇。クイーンズクライマックス出場権争いを沸かせる存在になってきそうだ。
次節は2月28日からの大村一般戦に出場予定。前々節の福岡一般戦で男女混合戦初優出を果たして2着に入る活躍を見せたばかりだけに、再び男子レーサー相手に大暴れするのか注目したい。