レースリポート
山川美由紀と土屋南が熾烈な予選首位争い! 浜名湖ヴィーナスシリーズ
2022.02.18
浜名湖ヴィーナスシリーズ(2月16日~21日開催)は3日目が終了した。土屋南(岡山)が2・1・3・2・1・1着のオール3連対で予選首位に浮上。予選2位には山川美由紀(香川)【冒頭の写真】がつけている。
さて予選最終日の4日目を迎える浜名湖ヴィーナスシリーズだが、注目カードには6Rを挙げたい。
<浜名湖 4日目 6R 予選>
1号艇 間庭 菜摘(福岡) 予選12位
2号艇 黒澤めぐみ(東京) 予選17位
3号艇 仁科さやか(長崎) 予選8位
4号艇 山川美由紀(香川) 予選2位
5号艇 宇恵 有香(三重) 予選44位
6号艇 谷口 佳蓮(香川) 予選33位
※()内は支部
1号艇で登場するのは間庭菜摘。3・2・3・1・5着の活躍で予選12位につけている。3日目2Rでイン逃げを決めたばかりだけに、この4日目6Rもイン速攻で勝ち切りたいところ。昨年1月のびわこヴィーナスシリーズ以来となる自身2回目の準優出なるか注目だ。
2号艇には黒澤めぐみ【写真上】が入る。今節ここまで3・1・3・転・3着で予選17位。3日目6Rで転覆(選手責任外)を喫して大きくポイントダウンしたが、それでも準優圏内に踏ん張っている。
黒澤が今節手にしているモーターは浜名湖の絶対的エースといわれる48号機だ。これまで26節走って10優出5Vというケタ違いの実績。昨年11月の浜名湖周年では板橋侑我が乗ってG1初Vを飾り、前節の一般戦では川上聡介が乗って約5年ぶりの優勝を果たすなど数々の栄冠を手にしてきたスーパーエース機だ。黒澤も好パワーを見せているだけに、勝負駆けに成功して準優進出となるか注目したい。
そして4号艇で山川美由紀が登場。今節ここまで2・2・2・1・1・2着のオール2連対で予選2位。6走55点の得点率9.17で土屋南と並んでいる状態だ。
4日目の山川は6R4号艇と12R1号艇の2回走りとなっており、この6Rで1着を奪えば一気に予選トップ通過へ視界が広がってくる。山川は2019年1月の鳴門オールレディースで通算80Vの節目に到達したのを最後に、しばらく優勝から遠ざかっている状態。約3年1カ月ぶりの優勝に向けて、この4日目6Rが重要なカギを握ってきそうだ。