レースリポート
廣中智紗衣ら地元東京支部勢が初日4勝の活躍 平和島ヴィーナスシリーズ
2022.02.04
平和島ヴィーナスシリーズ(2月4日~9日開催)が開幕した。初日メーンカードの12R「ヴィーナスドリーム」は1号艇の田口節子(岡山)がイン逃げで快勝。2着に3号艇の海野ゆかり(広島)、3着に4号艇の廣中智紗衣(東京)が入り、3連単1-3-4で1620円の6番人気決着となった。
さて激戦の幕が開けた平和島ヴィーナスシリーズだが、初日に活躍が光ったのは地元の東京支部勢だ。5Rで廣中智紗衣がイン逃げを決めると、9~11Rでは黒澤めぐみが4コースまくり差し、中村かなえが3コースまくり、高石梨菜が6コースまくり差しと怒涛の3連勝をマーク。計4勝を挙げて大いに見せ場をつくった。
廣中智紗衣【冒頭の写真】は初日1着、3着で予選4位につける好発進を見せた。今節手にしたモーター49号機は2連対率4位の好素性機。これまで15節走って5優出3Vの実績があり、昨年10月のSGボートレースダービーで秦英悟が乗って優出2着に入ったのも記憶に新しい。初日からさっそく好パワーを見せていただけにV争いをにぎわす存在になってくるのか注目だ。
高石梨菜【写真上】は11Rで圧巻の6コースまくり差しを決め、3連単16万9290円の超高配当を提供。これがデビュー通算45勝目だが、6コースからの1着は自身2本目となった。高石は前節の江戸川ヴィーナスシリーズで自身3回目の準優出を飾るなど近況好調ムード。2節連続の予選突破なるか注目したい今節だ。
今年に入ってここまで女子レースは5節行われているが、東京支部勢がそのうち2節で優勝。勢いに乗っている近況だ。今節の平和島ヴィーナスシリーズでも地元ファンの前で大暴れするのか。
【2022年 女子レーサーの優勝】
1月8日 平山 智加(香川) 大村オールレディース
1月16日 土屋 南(岡山) 児島ヴィーナスシリーズ
1月19日 倉持 莉々(東京) 徳山男女ダブル戦
1月22日 渡邉 優美(福岡) 多摩川オールレディース
1月28日 清水 沙樹(東京) 江戸川ヴィーナスシリーズ