レースリポート
【ヤングレーサー特集】追加あっせんながら女子トップ独走!渡邉優美 レディースVSルーキーズバトル
2022.02.01
尼崎の「ボートレースレディースVSルーキーズバトル」はあす2月2日(水)5日目を迎える。
女子レーサー24名とルーキー24名(1月1日時点で登録6年未満)のポイントバトルは、4日目終了時点で14(紅組)対18(白組)となっている。
「団体賞10万円」(1人当たり)を手にするのは紅組か白組か気になるが、「個人優勝」からも目が離せない。男女それぞれの予選得点率上位は次のとおりだった。
(ルーキーズ)
(レディース)
ルーキーズでは井上忠政が、レディースでは渡邉優美【写真2枚とも】が抜きん出ており、それぞれ準優1号艇となっている。
優勝戦に駒を進めることができるのは、男子準優勝戦(11R)3着までと女子準優勝戦(12R)3着までの合計6名。男女比は1対1だ。
当シリーズはこのように見どころ満載だが、これに花を添えているのが渡邉優美である。
昨年末、プレミアムG1「第10回クイーンズクライマックス」(福岡)に出場。トライアル3戦目の抽選で好枠1号艇を引き当てインから逃げて優出を決定づけたが、その際「緊張で動かなかった身体がほぐれてきた…」と語ったのが印象的だった。
V4と大健闘した2021年は、3月の大村で1年半ぶりに優勝。8月にはレディースチャンピオンでG1初優出(3着)を果たし、男子相手に2コースまくりを決めたびわこ混合戦(9月)は圧巻だった。ターンにスピードがあり粋がいいのだ。
評判の「マルトレ」によってレース感覚が磨かれているのはもちろん、出足系統を仕上げる調整力もかなりのものだ。思い切ったレースができる背景である。
尼崎には追加でやってきたとはいえ、女子代表選手にふさわしい存在、それが渡邉優美である。