レースリポート
126期の野田彩加が通算2勝目で予選8位に浮上 江戸川ヴィーナスシリーズ
2022.01.24
江戸川ヴィーナスシリーズ(1月23日~28日開催)は2日目が終了した。初日12R選抜戦を勝った田口節子(岡山)が2日目まさかの4・4着に終わって予選14位まで後退。また初日12Rで2着だった長嶋万記(静岡)も5Rで転覆(減点5)を喫して予選24位まで後退するなど、V候補に波乱が相次ぐ日となった。
2日目の結果は以下のとおり。
1R 野田なづき 2コースまくり
2R 大豆生田蒼 3コースまくり差し
3R 倉持 莉々 3コースまくり
4R 孫崎 百世 1コース逃げ
5R 高石 梨菜 2コースまくり
6R 中澤 宏奈 3コースまくり
7R 滝川真由子 1コース逃げ
8R 野田 彩加 5コースまくり
9R 宇野 弥生 3コースまくり
10R 中澤 宏奈 6コースまくり差し
11R 滝川真由子 5コースまくり
12R 長嶋 万記 1コース逃げ
風速6~10メートルの向かい風が吹く厳しいコンディションとなり、イン逃げは3本だけという結果に。まくりが7本、まくり差しが2本決まった。
1Rでは125期の野田なづき(佐賀)【写真上】が2コースまくり一撃。これがデビュー通算4勝目で、2コースは25走目での初1着となった。野田は前節の児島ヴィーナスシリーズでも3コースまくりを決めて3連単8万円台の高配当を出すなど近況成績上昇中だ。3日目は3R1号艇と7R3号艇で登場。まだインは11走して白星がないだけに"初逃げ"なるか注目したい。
8Rでは126期の野田彩加(山口)【冒頭の写真】が5コースまくりで快勝。昨年9月の三国オールレディースで5コース差しを決めてデビュー初1着を飾って以来、約4カ月ぶりの白星で通算2勝目となった。今節ここまで3・2・1着で予選8位につける活躍。デビュー初準優出のチャンスが出てきた。
滝川真由子(長崎)は7Rでイン逃げ、11Rで5コースまくりを決めて2連勝。1日2勝をマークするのは2016年3月の若松戦以来で実に約5年10カ月ぶりだ。これで3・1・1着として予選2位まで上がってきた。
地元の中澤宏奈(東京)も6Rを3コースまくり、10Rを6コースまくり差しで制して2連勝。1日2勝は2020年8月の平和島戦以来で約1年5カ月ぶりだ。これで2・1・1着として予選首位に浮上。3日目は11R5号艇の1回走りで、シリーズリーダーの座を守るのか注目が集まる。