レースリポート
準優5コースまくりの土屋南 3号艇で地元初V目指す! 児島ヴィーナスシリーズ
2022.01.15
児島ヴィーナスシリーズ(1月11日~16日開催)は5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まり、岡山支部4人、埼玉支部2人という組み合わせとなった。
<児島 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 田口 節子(岡山) 優出207回目、優勝65回
2号艇 大豆生田蒼(埼玉) 優出14回目、優勝1回
3号艇 土屋 南(岡山) 優出9回目、優勝1回
4号艇 寺田 千恵(岡山) 優出319回目、優勝70回
5号艇 前田 紗希(埼玉) 優出5回目、優勝0回
6号艇 赤澤 文香(岡山) 優出8回目、優勝0回
※()内は支部
予選トップ通過の田口節子【写真上】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。前節の福岡クイーンズクライマックスに続く2節連続Vに王手をかけた。田口は昨年3月の児島ヴィーナスシリーズでも優勝戦1号艇に乗っているが、そのときは守屋美穂の2コース差しに屈してイン戦2着という悔しい思いを味わっている。まだ一度も取れていない「児島ヴィーナスシリーズ」のタイトルを今度こそつかみたい。
対抗一番手は2号艇の大豆生田蒼か。前節の戸田男女ダブル戦に続く2節連続優出で、2節続けての優勝戦2号艇となった。戸田では惜しくも2着の準Vだっただけに今度こそ頂点なるか。大豆生田は今期2コースで10戦5勝の1着率50%と絶好調。今節も2コース2走はいずれも差して1着を奪っており優勝へチャンス十分だろう。
侮れないのは3号艇の土屋南【冒頭の写真】だ。準優で5コースからコンマ04のトップスタートを決めて豪快にまくり一撃。昨年11月の津ヴィーナスシリーズ以来となる2節ぶりの優出を果たした。土屋は昨年11月に産休からカムバックし、復帰後3コースは5回走って1・2・4・2・1着。5走でトップスタートが4回もあり、まくりを2本決めている。この優勝戦でもスタート攻勢から速攻を仕掛けてくるのか。2020年7月住之江のヴィーナスシリーズで1回優勝はしているが、今節は地元児島での初Vを狙う戦いに注目したい。