レースリポート
鎌倉涼が予選19位の崖っぷちから逆襲を目指す 児島ヴィーナスシリーズ
2022.01.13
児島ヴィーナスシリーズ(1月11日~16日開催)は3日目が終了した。大豆生田蒼(埼玉)が1・2・1・1・2着のオール2連対で予選首位をキープ。予選2位には田口節子(岡山)、予選3位には金田幸子(岡山)の地元岡山勢が上がってきた。
さて予選最終日となる4日目だが、注目カードには11Rを挙げたい。
<児島 4日目 11R 予選特選>
1号艇 鎌倉 涼(大阪) 予選19位
2号艇 茶谷 桜(滋賀) 予選18位
3号艇 赤澤 文香(岡山) 予選 8位
4号艇 勝浦 真帆(岡山) 予選20位
5号艇 海野ゆかり(広島) 予選 4位
6号艇 前田 紗希(埼玉) 予選 5位
※()内は支部
予選18位の茶谷桜、19位の鎌倉涼【冒頭の写真】、20位の勝浦真帆という準優ボーダー前後の3人が登場。勝負駆け戦線の大一番となりそうだ。
鎌倉はここまで1・4・5・3・5着で予選19位とまさかの大苦戦。予選敗退の危機を迎えている。
3日目12Rではイン戦でよもやの5着大敗を喫する波乱。鎌倉は昨年、インで50走(選手責任外失格を除く)して1着41本、2着6本、3着3本で「3連対率100%」という驚異の数字をマークしたが、今年初のイン戦でいきなり5着に敗れるという予期せぬ出来事に。鎌倉がイン戦で3連対を外したのは、2020年10月の常滑ヴィーナスシリーズ4日目以来で実に約1年3カ月ぶりのことだった。
4日目の鎌倉は2R3号艇と11R1号艇で登場。逆転の準優進出を目指して勝負駆けに挑む。再び巡ってきた1号艇で意地を見せるのか注目したい。
舟券のカギは4号艇の勝浦真帆【写真上】か。今節ここまで3・1・5・4・4着で予選20位。地元での準優出に向けて気合十分でこのレースに臨むことだろう。
勝浦は前々節の福岡クイーンズクライマックスシリーズ戦で4コースまくりを決めて3連単1万5080円の高配当を出したばかり。前節の大村オールレディースでも3コースからインの松尾夏海を破って3連単1万9690円の大穴を開けるなど、近況センター戦でキレ味鋭い走りを見せている。前期平均STコンマ13という持ち前のスタート力を見せて攻め込んでくるのか注目だ。