REPORT

レースリポート

(C)BOATRACE

大豆生田蒼ら埼玉支部が予選トップ3独占状態に 児島ヴィーナスシリーズ

2022.01.12

 児島ヴィーナスシリーズ(1月11日~16日開催)は2日目が終了。2日目メーンカードの12R「クラリスドリーム」は大波乱の決着となった。4号艇の鎌倉涼(大阪)が4コースからまくりを狙い、1号艇の寺田千恵(岡山)がインからこれに応戦。両者が競り合ってターンが流れると、5号艇の大豆生田蒼(埼玉)【冒頭の写真】が6コースからまくり差して先頭に躍り出た。

2着には3号艇の金田幸子(岡山)、3着には1号艇の寺田が入り、3連単の5-3-1は3万6760円の52番人気決着となっている。

 2日目を終えての得点率上位18人は以下のとおり。

1位 大豆生田 蒼(埼玉)10.33
2位 島田 なぎさ(埼玉) 9.00
3位 前田  紗希(埼玉) 8.67
4位 土屋   南(岡山) 8.33
5位 田口  節子(岡山) 8.33
6位 清水  沙樹(東京) 8.25
7位 金田  幸子(岡山) 8.25
8位 赤澤  文香(岡山) 8.00
9位 西岡  成美(徳島) 8.00
10位 海野 ゆかり(広島) 7.67
11位 今井  裕梨(群馬) 7.50
12位 稲生  夏季(東京) 7.33
13位 茶谷   桜(滋賀) 7.25
14位 堀之内紀代子(岡山) 6.75
15位 大瀧 明日香(愛知) 6.75
16位 寺田  千恵(岡山) 6.75
17位 三松  直美(岡山) 6.67
18位 来田  衣織(兵庫) 6.67
 ※()内は支部

 ドリーム戦を勝った大豆生田蒼が1・2・1着で予選首位に浮上。2018年6月の浜名湖ヴィーナスシリーズでデビュー初Vを飾ったのを最後に優勝から遠ざかっているが、今節は久々の栄冠を狙えそうな勢いだ。3日目は7R1号艇と11R3号艇で登場。ここで大きくポイントを上積みできれば予選トップ通過が見えてくる。

(C)BOATRACE

 そして予選2位には島田なぎさ、予選3位には前田紗希【写真上】がつけている。埼玉支部勢が予選トップ3を独占だ。

 島田は今節ここまで1・2・1・3着のオール3連対。大豆生田と埼玉111期コンビで予選ワンツー態勢を築いている。島田は前期勝率5.01と苦戦して2期ぶりのB1級降格を喫したが、今期に入ってからは4節走って準優出3回(うち優出1回)と復調ムード。今期勝率は現在6.52でA1級初昇格も狙えそうな勢いだ。

 前田は今節ここまで2・2・1着のオール2連対。前節のクイーンズクライマックスシリーズ戦では終盤3走を1・1・2着としており、節またぎで6走連続2連対中だ。これで今期勝率も一気に6.43まで急上昇。A2級初昇格どころかA1級への飛び級も狙えそうなほどの好調ぶりを見せている。

 近況好リズムの選手が多い埼玉支部勢がV争いを席巻する展開に。地元岡山支部VS好調埼玉支部の熾烈なバトルになりそうな児島ヴィーナスシリーズだ。

関連記事

  • レースリポート
    下関レディースCC 注目は9R3号艇の田口節子 前期3コース1着率は驚異の57%
    2024.11.22
  • レースリポート
    下関レディースCC 女子賞金12位の海野ゆかりが予選落ち危機で9R必勝期す
    2024.11.21
  • レースリポート
    下関レディースCC 5Rは川野芽唯と平田さやかが逆転のQC出場へ正念場
    2024.11.20