レースリポート
平山智加が大村オールレディース制し今年初戦V あの2013年と似ている
2022.01.09
大村オールレディース(1月3日~8日開催)が終了した。優勝戦は1号艇の平山智加(香川)【写真3枚とも】が快勝。インからコンマ05のトップスタートを決めて逃げ切った。2着には4号艇の渡邉優美(福岡)、3着には2号艇の川野芽唯(福岡)が入り、3連単1-4-2で1100円の5番人気決着となっている。
勝った平山は昨年9月の丸亀一般戦以来となる優勝。通算33Vは女子歴代11位タイとなった。大村では2016年ヴィーナスシリーズに続いて2回目の優勝。
【女子通算優勝回数ランキング】
1位 山川美由紀 80回
2位 日高 逸子 75回
3位 寺田 千恵 70回
4位 田口 節子 65回
5位 海野ゆかり 59回
6位 鵜飼菜穂子 56回
7位 横西 奏恵 46回
8位 谷川 里江 45回
9位 淺田千亜希 40回
10位 遠藤 エミ 36回
11位 三浦 永理 33回
11位 平山 智加 33回
2022年シーズンの初戦でいきなり優勝を飾る幸先良いスタート。今年の平山はこのままの勢いで突っ走るのだろうか。
思い出すのは2013年シーズンだ。今年と同じように年始初戦の常滑女子リーグ(1月5日~10日開催)で優勝を飾ると、勢いそのままに参戦した翌節の尼崎周年(1月12日~17日開催)で男女混合G1優勝という偉業を達成。その後も4月のG2三国MB大賞で優出2着、7月の福岡オール女子戦で優勝、8月の鳴門レディースチャンピオンで優出3着など勢いは衰えず、そして女子賞金ランキング1位で迎えた12月の芦屋クイーンズクライマックスでティアラ初戴冠。この年の獲得賞金は5267万4000円で、平山にとっては今でも自己ベストの数字となっている。
あの9年前の快進撃を彷彿させるような年始1節目での優勝。まだ時期尚早かもしれないが、今年の平山は女子戦線をリードしていく可能性大だろう。そう思わせるに十分な大村オールレディースでの快勝劇だった。