レースリポート
龍神ドリームは平山智加vs松尾夏海の香川勢対決 大村オールレディース
2022.01.04
大村オールレディース(1月3日~8日開催)が開幕した。初日メーンカードの12R「発祥地ドリーム」は1号艇の渡邉優美(福岡)が快勝。インからコンマ04のトップスタートで逃げ切った。2着には2号艇の川野芽唯(福岡)、3着には4号艇の清水沙樹(東京)が入り、3連単1-2-4で940円の3番人気決着となった。なお渡邉は前半7Rの進入固定戦も4コース差しで勝っており、初日2連勝で予選トップに立っている。
2日目のメーンカードは12Rの「龍神ドリーム」。ダブルドリームの後半戦として行われる。
<大村 2日目 12R 龍神ドリーム>
1号艇 平山 智加(香川) 昨年1コース1着率64%
2号艇 松尾 夏海(香川) 昨年2コース1着率29%
3号艇 平田さやか(東京) 昨年3コース1着率26%
4号艇 小芦るり華(佐賀) 昨年4コース1着率9%
5号艇 實森 美祐(広島) 昨年5コース1着率15%
6号艇 清埜 翔子(埼玉) 昨年6コース1着率0%
1号艇には平山智加【冒頭の写真】が座る。平山の昨年のイン成績は58戦37勝で1着率64%。やや低めの数字だ。
ただこれは記念レース出場が多かった影響。平山は昨年SGに4節、G1に7節出場しており、この計11節でのイン成績が14戦4勝(1着率29%)とかなり苦しんだ。これを除いたG2以下での昨年のイン成績は44戦33勝で1着率75%。十分信頼していい数字だろう。イン速攻でドリーム戦を制すのか注目だ。
対抗一番手は2号艇の松尾夏海【写真上】だろう。2コース最近10走は2・2・6・1・1・2・2・2・1・1着で1着率40%、2連対率90%という充実ぶり。前節の福岡クイーンズクライマックスシリーズ戦では4日目に2コース差し、最終日の優勝戦でも2コース差しと、黒いカポックでの差しハンドルを武器にデビュー初Vを手にしている。いま誰よりも勢いに乗っているだけに目が離せない。
クイーンズクライマックス優出4着の平山と、クイーンズクライマックスシリーズ戦優勝の松尾が内枠で激突する「龍神ドリーム」。香川支部対決に注目だ。