レースリポート
西岡育未ら3人が3日目連勝の活躍 唐津ヴィーナスシリーズ
2021.12.22
唐津ヴィーナスシリーズ(12月20日~25日開催)は3日目が終了した。現時点での予選上位18人は以下のとおり。
1位 土屋 千明(群馬・B1) 9.60
2位 渡邉真奈美(東京・B1) 8.60
3位 池田 紫乃(長崎・B1) 8.60
4位 赤澤 文香(岡山・B1) 8.40
5位 喜井つかさ(岡山・B2) 8.40
6位 犬童 千秋(福岡・B1) 8.40
7位 岸 恵子(徳島・B1) 8.20
8位 滝川真由子(長崎・B2) 8.20
9位 津田 裕絵(山口・A2) 8.20
10位 魚谷 香織(福岡・B2) 7.80
11位 野田 祥子(長崎・B1) 7.40
12位 中谷 朋子(兵庫・A2) 7.20
13位 原 加央理(埼玉・B1) 7.20
14位 西岡 育未(徳島・B1) 7.00
15位 菅野はやか(広島・B1) 6.80
16位 清水さくら(愛知・B1) 6.80
17位 山本 梨菜(佐賀・B1) 6.75
18位 上田 紗奈(大阪・B1) 6.40
※()内は支部
3日目は3人の選手が2連勝をマークする活躍を見せた。魚谷香織【写真下】、野田祥子、西岡育未【冒頭の写真】だ。
魚谷は2Rで3コースまくり、12Rで2コース差しを決めて鮮やかに2連勝。3・3・5・1・1着で予選10位まで挽回してきた。魚谷が今節手にしたモーター18号機は2連対率52.7%で今節2位の好素性機。これまで7節走って3優出の実績がある注目モーターだ。2日目まではやや苦戦していたが、ピストンリング2本の交換を行って3日目に臨むと、2走とも展示1番時計を出して2連勝を飾る活躍。気配が一気に向上した。シリーズ後半戦ではますます目が離せない存在になってきそう。4日目は7R6号艇と12R2号艇で登場する。
野田は1Rで4コース抜き、8Rでイン逃げを決めて2連勝。3・3・4・1・1着で予選11位まで上がってきた。野田が今節手にしたモーター43号機も2連対率4位の好素性機で、これまで6節走って3優出の実績。前節のG3企業杯では武富智亮が準優で6コースまくり(※不良航法のため賞典除外)を決めて3連単13万7570円の超大穴を出していた。野田も今節ここまで5走で4本の展示1番時計を出すなど舟足軽快なだけに楽しみな存在。4日目は6R5号艇と12R3号艇で登場する。
西岡は6Rを4コース差し、10Rをイン逃げで制して2連勝を飾った。西岡にとってこれが通算54、55勝目だが、1日2勝は自身2回目。2017年6月の常滑ヴィーナスシリーズ5日目に、前半1Rでイン逃げを決めてデビュー初1着を飾り、後半9Rで3コースまくりを決めて2連勝という離れ業を演じたが、そのとき以来の1日2勝となった。これで2・5・5・3・1・1着として予選14位まで急上昇。3月の平和島ヴィーナスシリーズ以来となる久々の準優出が見えてきた。約9カ月ぶりの予選突破に向け、4日目は7R2号艇の1回走りで勝負駆けに臨む。