レースリポート
唐津好相性の中谷朋子がドリーム戦1号艇 唐津ヴィーナスシリーズ
2021.12.19
唐津ヴィーナスシリーズ(12月20日~25日開催)が20日に開幕する。今節はクイーンズクライマックス&シリーズ戦に出場する選手が不在となるためV争いは大混戦ムード。中谷朋子(兵庫)、土屋千明(群馬)、魚谷香織(福岡)、滝川真由子(長崎)らを軸に熾烈な戦いとなりそうだ。「XmasのキセキSP」と題して行われる今節。12月25日に栄冠を手にするのは誰になるのか。
初日のメーンカードは12Rのドリーム戦。以下のメンバーで争われる。
<唐津 初日 12R ドリーム>
1号艇 中谷 朋子(兵庫) 今年1コース1着率76%
2号艇 古賀 千晶(兵庫) 今年2コース1着率18%
3号艇 津田 裕絵(山口) 今年3コース1着率6%
4号艇 魚谷 香織(福岡) 今年4コース1着率17%
5号艇 山本 梨菜(佐賀) 今年5コース1着率0%
6号艇 滝川真由子(長崎) 今年6コース1着率6%
※()内は支部
1号艇で登場するのは中谷朋子【冒頭の写真】だ。唐津では2015年と2018年にオールレディースで優勝するなど当地7優出2Vの実績。今節出場メンバーで唐津V歴があるのは中谷ただ1人となっており、断然のV候補筆頭といって過言ではないだろう。
今年の中谷は2優出0Vとまさかの大苦戦を喫し、来期B1級降格も決まってしまうなど厳しい戦いが続いていたが、それでも今年のインは33戦25勝で1着率76%というさすがの成績。まずはドリーム戦1号艇をしっかり勝ち切ってV争いの主導権を握りたい。
侮れないのは2号艇の古賀千晶【写真上】だろう。前節の津ヴィーナスシリーズで予選トップ通過(準優3着)を果たすなど節間オール3連対の活躍を披露。近況好リズムで唐津に乗り込んできた。
佐賀県出身の古賀にとって唐津は古巣の水面。今年2月の唐津ヴィーナスシリーズでは優出2着に入り、鎌倉涼(優勝)や遠藤エミ(優出4着)らと堂々たるV争いを演じていた。今節はデビュー初Vへ絶好のチャンスとなりそうな一節だけに、まずはドリーム戦で流れをつかみたいところだ。