レースリポート
2日目ドリームはF持ちの松本晶恵が1号艇 丸亀オールレディース
2021.12.09
丸亀オールレディース(12月8日~13日開催)が開幕した。初日メーンカードの12R「1stドリーム」は、1号艇の大山千広(福岡)が道中接戦を制して辛勝。2着に3号艇の中村桃佳(香川)、3着に5号艇の中田夕貴(埼玉)が入り、3連単1-3-5で1060円の4番人気決着となっている。
2日目のメーンカードは12Rの「2ndドリーム」。ダブルドリームの後半戦として行われる。
<丸亀 2日目 2ndドリーム>
1号艇 松本 晶恵(群馬) 今年1コース1着率70%
2号艇 山川美由紀(香川) 今年2コース1着率9%
3号艇 岩崎 芳美(徳島) 今年3コース1着率13%
4号艇 西村美智子(香川) 今年4コース1着率8%
5号艇 出口舞有子(愛知) 今年5コース1着率0%
6号艇 佐々木裕美(山口) 今年6コース1着率0%
※()内は支部
1号艇で登場するのは松本晶恵【冒頭の写真】だ。近況イン10走は1・1・1・1・1・1・3・1・1・6着で10戦8勝の好成績。この10走の平均STはコンマ13と速く、きっちり好スタートを決めてイン速攻で逃げ切るレースが多い印象だ。
松本は前節の多摩川G2レディースチャレンジカップでフライングを切ったばかりで、しばらくスタートは無理をしたくない状況だが、それほど不安視する必要はないかもしれない。というのも前回フライングを切ったとき(2020年2月)は、F休みに入るまでにインを10走し、1・1・1・1・3・1・1・1・1・1着で10戦9勝という素晴らしい成績を残していた。F1本で、ひるむような選手ではないだろう。
むしろ気になるのは2号艇の山川美由紀【写真上】だ。今年2コースは34戦3勝で1着率9%と苦戦気味。2コースからの白星は5月の鳴門ヴィーナスシリーズで2コースまくりを決めたのが最後となっており、半年以上も2コース1着から遠ざかっている。
そうなれば中枠勢がレースのカギを握ってきそう。3号艇には初日に5コースまくりとイン逃げで連勝を飾った岩崎芳美が入り、4号艇には同じく初日に5コースまくり差しとイン逃げで連勝を飾った西村美智子がいる。好調ムードの中枠2人が積極果敢に攻めてくる可能性大だろう。