レースリポート
予選1位遠藤エミと2位平山智加が直接対決 多摩川G2レディースチャレンジカップ
2021.11.26
ボートレース多摩川でのG2レディースチャレンジカップ(11月23日~28日、SGチャレンジカップと併催)は4日目が終了した。遠藤エミ(滋賀)【冒頭の写真】が1・3・2・1・2着のオール3連対で予選首位をキープ。平山智加(香川)【写真下・中央】が4日目連勝を飾って5・2・3・4・1・1着で予選2位まで上がってきた。
そして予選最終日となる5日目の9Rで両者が直接対決。以下のメンバーで争われる。
<多摩川 5日目 9R 予選>
1号艇 遠藤 エミ(滋賀) 予選1位
2号艇 中村 桃佳(香川) 予選18位
3号艇 長嶋 万記(静岡) 予選15位
4号艇 平山 智加(香川) 予選2位
5号艇 櫻本あゆみ(群馬) 予選17位
6号艇 松本 晶恵(群馬) 予選19位
※()内は支部
遠藤と平山の2人以外は予選15位以下で優出がほぼ絶望的な状況。2人の一騎打ちムードを高めるような番組になった。
遠藤は前期イン39戦32勝で1着率82%の好成績。今期に入ってもインは4戦4勝と負け知らずで、今節初日の11Rドリーム戦でインからコンマ06のトップスタートを決めて逃げ切ったのが記憶に新しい。この5日目9Rでも鉄壁の走りを見せるのか。
ちなみにレディースチャレンジカップは予選が21レース行われるため、出場20人に1号艇を1回ずつ割り振っても1レース余る。その余った分は選出順位1位、すなわち女子賞金ランキング1位の選手に与えられるのが通例だ。そのため今回は遠藤がただ1人予選で1号艇を2回走る。この特権をきっちり生かして予選トップ通過を果たすのか。
対する平山は4日目にリング2本の交換を行って2コース差しとイン逃げで連勝を飾る活躍。一気に調子を上げてきた。ちなみに平山は今年これまでリング交換は1回しかなかったが、その1回というのが優勝した5月の丸亀ヴィーナスシリーズだ。今節もリング交換でパワーアップして優勝をつかむのか。