レースリポート
松本晶恵と櫻本あゆみの群馬勢が反撃狙う! G2多摩川レディースチャレンジカップ
2021.11.24
ボートレース多摩川でのG2レディースチャレンジカップ(11月23日~28日、SGチャレンジカップと併催)は2日目が終了した。寺田千恵(岡山)と遠藤エミ(滋賀)が3走26点の得点率8.67で首位並走。現時点では上位着差で寺田が予選1位、遠藤が予選2位となっている。
さて激戦続くレディースチャレンジカップだが、3日目の注目カードには5Rを挙げたい。
<多摩川 3日目 5R 予選>
1号艇 寺田 千恵(岡山) 予選1位
2号艇 松本 晶恵(群馬) 予選18位
3号艇 櫻本あゆみ(群馬) 予選19位
4号艇 守屋 美穂(岡山) 予選10位
5号艇 細川 裕子(愛知) 予選7位
6号艇 平高 奈菜(香川) 予選11位
※()内は支部
1号艇に座るのは寺田千恵だ。ここまで1・3・1着で予選首位を快走。初日に2コースまくりで3連単1万5920円、2日目に4コース抜きで3連単1万7820円と高配当を連発している。この3日目5Rの絶好枠を勝ち切ってシリーズリーダーの座を守るのか注目だ。
逆に崖っぷちに立たされているのは2号艇・松本晶恵【冒頭の写真】と3号艇・櫻本あゆみ【写真上】の群馬支部勢だ。松本は4・6着で予選18位、櫻本は6・6着で予選19位と苦戦している。この3日目5Rは優出へ望みをつなげるか否かの瀬戸際の一戦だ。
また今年の女子賞金ランキングは松本が13位、櫻本が17位という位置にいる。逆転のクイーンズクライマックス出場を果たすには今節優出が必須となってきそうな状況。すなわち3日目5Rは優出への勝負駆けと同時に、クイーンズクライマックス出場への勝負駆けにもなってくる大一番だ。
松本は前期2コースで23戦5勝の1着率22%と上々の成績。ただその23走で6着も1着と同数の5本あった。松本にとって2号艇はチャンスにもピンチにもなりえる枠番。この3日目5Rが今節最大の勝負どころかもしれない。
櫻本は3コース最近10走が2・2・2・2・2・2・5・3・4・1着。7月から9月にかけて3コース6走連続2着という時期もあった。この3日目5Rでも大崩れなくまとめてポイントアップしたい。