レースリポート
準優は地元の加藤綾ら初V目指す選手たちがカギ 津ヴィーナスシリーズ
2021.11.20
津ヴィーナスシリーズ(11月17日~22日開催)は4日目が終わって予選ラウンドが終了。準優勝戦のメンバーが決まった。
<津 5日目 10R 準優勝戦>
1号艇 島田なぎさ(埼玉A2) 通算10優出1V
2号艇 山下 友貴(静岡B1) 通算27優出6V
3号艇 原田 佑実(大阪A2) 通算25優出2V
4号艇 勝浦 真帆(岡山B1) 通算6優出0V
5号艇 清埜 翔子(埼玉B1) 通算5優出0V
6号艇 深見亜由美(愛知B2) 通算0優出0V
<津 5日目 11R 準優勝戦>
1号艇 土屋実沙希(静岡A2) 通算17優出1V
2号艇 喜井つかさ(岡山B2) 通算16優出2V
3号艇 山下 夏鈴(三重B1) 通算0優出0V
4号艇 稲生 夏季(東京B2) 通算2優出0V
5号艇 篠木亜衣花(三重B2) 通算3優出0V
6号艇 犬童 千秋(福岡B1) 通算19優出1V
<津 5日目 12R 準優勝戦>
1号艇 古賀 千晶(兵庫A2) 通算8優出0V
2号艇 土屋 南(岡山B2) 通算7優出1V
3号艇 高橋 淳美(大阪B1) 通算145優出20V
4号艇 村上 奈穂(広島B1) 通算0優出0V
5号艇 加藤 綾(三重B1) 通算19優出0V
6号艇 孫崎 百世(滋賀B1) 通算1優出0V
※()内は支部と現級
今節はA級が4人だけというシリーズだったが、予選トップ3はA級勢が占めるさすがの活躍。島田なぎさ、土屋実沙希、古賀千晶が準優1号艇に座る。
また準優18メンバーのなかで優勝歴を持つ選手は8人だけ。デビュー初Vを目指す10人の気迫が準優ではレースのカギになってくるかもしれない。
10Rは通算6優出0Vの勝浦真帆【写真上】が楽しみだ。近況8節連続で予選落ち(※途中追加出場の節は除く)とリズムを崩していたが、今節は予選10位に入って久々の準優出を果たした。勝浦は前期平均STコンマ13をマークするなどスタート力は女子トップクラス。準優4号艇となっただけにスリット一撃のチャンスは十分だ。勝負どころでどんな踏み込みを見せるのか注目したい。
11Rは通算0優出0Vの山下夏鈴が見逃せない。地元で4・3・1・6・3・1・2着と好走を見せ、これが自身5回目の準優出。これまでの4回はいずれも準優5・6号艇の外枠だったが、今節は自己最高位の予選8位に入って準優3号艇を手にした。前節の若松ヴィーナスシリーズでは惜しくも準優3着だっただけに、今度こそデビュー初優出を果たしたいところだ。
12Rは通算19優出0Vの加藤綾【冒頭の写真】に注目したい。まだ優勝歴がない現役女子レーサーのなかで優出19回はトップタイの数字だ(※今井裕梨と西村歩も通算19優出0V)。津は通算10優出を誇る相性抜群の地元水面。まずは2019年8月の津オールレディース以来となる約2年3カ月ぶりの優出を果たし、デビュー初Vへの挑戦権をつかみたい。