
レースリポート

QC勝負駆けの海野ゆかりが優勝戦4号艇 びわこオールレディース
2021.11.15
びわこオールレディース(11月11日~16日開催)は5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まった。
<びわこ 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 落合 直子(大阪) 前期1コース1着率72%
2号艇 堀之内紀代子(岡山) 前期2コース1着率27%
3号艇 松尾 夏海(香川) 前期3コース1着率19%
4号艇 海野 ゆかり(広島) 前期4コース1着率16%
5号艇 片岡 恵里(山口) 前期5コース1着率6%
6号艇 中谷 朋子(兵庫) 前期6コース1着率0%
※()内は支部

予選トップ通過の落合直子【写真上】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。通算6回目の優勝に王手をかけた。2連対率1位のモーター25号機をハイパワーに仕上げ、1・2・1・4・1・1・4・2・1・1着の活躍を見せてきた落合が、優勝戦でもイン速攻で強さを見せるのか。
もう1人注目したいのは4号艇の海野ゆかり【冒頭の写真・中央】だ。現在女子賞金ランキング11位。クイーンズクライマックス(QC)出場へ勝負駆けの真っ最中にいる。
11月14日終了時点で女子賞金ランキング13位の中川りなとは約113万円差。これは次節のレディースチャレンジカップで優出4着(賞金120万円)あたりに入られると追い抜かれる可能性がある額だ。
安心していられる状況ではないだけに、少しでも差を広げてレディースチャレンジカップに向かいたいところ。この優勝戦4号艇でひとつでも上の順位でゴールすることが、13位以下から逆転を狙っている選手たちのハードルを上げることに直結する。
海野にとっては4年ぶり5回目のクイーンズクライマックス出場をつかむために、ここがまさに正念場。青いカポックでどんな走りを見せるのか注目だ。