レースリポート
今年6Vかける平高奈菜ら香川支部3人が優勝戦激突! 若松ヴィーナスシリーズ
2021.11.10
若松ヴィーナスシリーズ(11月5日~10日開催)は5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まった。
<若松 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 平高 奈菜(香川) 前期1コース1着率87%
2号艇 西村美智子(香川) 前期2コース1着率20%
3号艇 廣中智紗衣(東京) 前期3コース1着率7%
4号艇 田口 節子(岡山) 前期4コース1着率26%
5号艇 平山 智加(香川) 前期5コース1着率14%
6号艇 鈴木 成美(静岡) 前期6コース1着率0%
※()内は支部
地元の福岡支部からは1人も優勝戦へ勝ち残れず。香川支部が3人という顔ぶれになった。
予選トップ通過の平高奈菜【冒頭の写真】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得した。平高の優勝戦1号艇での最近5走は1・2・1・5・1着と勝ったり負けたりが続いている状態。今節はきっちり勝ち切りたいところだ。もし優勝となれば今年6VでSGボートレースクラシック出場へ大きく前進できるだけに重要な一戦になる。
ほかで最も気合が入るのは2号艇の西村美智子【写真上】かもしれない。現在女子賞金ランキング10位でクイーンズクライマックス出場権争いの真っ最中。この優勝戦で少しでも多くの賞金を上積みしておきたい。
3号艇は廣中智紗衣。鳴門オールレディースと桐生ヴィーナスシリーズに続く3節連続優出となった。鳴門と桐生ではいずれもあと1歩及ばず優勝戦2着だった。今度こそ頂点をつかめるか。
4号艇は田口節子。今節ここまで10走で展示1番時計7本という快速ぶり、今節平均展示順位1.50はナンバーワンの数字だ。準優でイン戦2着に敗れて優勝戦は4号艇となったが、むしろダッシュ戦のほうが吉と出るかもしれない。
5号艇の平山智加はこれが若松7回目の優出。当地ではまだ優勝がなく、2012年の若松レディースチャンピオンでは優勝戦1号艇に乗るも3着に敗れて涙を流したのがまだ記憶に新しい。当地初Vを飾って優勝歴のある水面を16場に増やせるか。
6号艇は鈴木成美。2017年大村クイーンズクライマックスシリーズ戦以来となる約3年11カ月ぶりの優出を果たした。今節ここまで8走で4本のゼロ台スタートを決めており、今節平均STは圧巻のコンマ09でナンバーワンの数字。優勝戦でもスタートで魅せるのか。