レースリポート
喜井つかさがヴィーナス歴代5位の超高配当! まだ出るか新モーター若松
2021.11.07
若松ヴィーナスシリーズ(11月5日~10日開催)はシリーズ序盤の2日間が終了した。2日目メーンカードの12Rは喜井つかさ(岡山)【冒頭の写真】が5コースまくり差しで快勝。人気を背負った1号艇の守屋美穂(岡山)がまさかの4着に敗れ、3連単5-2-6は106番人気で20万0050円の超高配当となった。
ヴィーナスシリーズ(2014年4月創設)は今節が通算114戦目になるが、3連単20万円以上の配当が出たのは5件目だ。なお喜井は10月の鳴門オールレディースでも5コースから勝って3連単11万4890円の大穴を出したばかりで、最近4節で2本も10万円以上の配当を提供したことになる。
【ヴィーナスシリーズ3連単高配当ベスト5】
1位 53万5520円 1着:武藤 綾子 (2020年11月7日、江戸川3R)
2位 32万6870円 1着:西橋 奈未 (2017年4月11日、からつ2R)
3位 31万0540円 1着:田村 美和 (2021年5月15日、丸亀4R)
4位 20万3800円 1着:藤崎小百合 (2020年1月10日、大村12R)
5位 20万0050円 1着:喜井つかさ (2021年11月6日、若松12R)
喜井は今節ここまで2・2・1着で予選3位と好調。V争いをにぎわす存在となってきた。今節手にしたモーターは6号機。若松は今節から新モーターとなっているため、この6号機も素性はわからない。ただ喜井は前検タイム5位タイと上々の数字をマークしていた。好気配の予兆は前検日からあったわけだ。
ちなみに前検タイム上位だった選手を挙げると、1位タイが鈴木祐美子、前田紗希、孫崎百世、4位が村上奈穂、5位タイが喜井つかさ、島田なぎさ、蜂須瑞生、山川波乙【写真下】という顔ぶれ。このなかから喜井に続いて高配当を提供する選手が現れても不思議ではないだろう。
前田はここまで3・2・6着で予選22位だが、3走で展示1番時計2本を出すなど舟足は軽快な雰囲気。山川もここまで3走で展示1番時計2本を出しており、4・3・4着と中間着が取れている。
蜂須は前節の桐生ヴィーナスシリーズで今年初優出を飾ってリズム上昇ムード。島田も前々節の平和島一般戦で優出するなど近況好気配だ。前検タイム上位勢が3日目からどんな走りを見せるのか注目したい。