レースリポート
細川裕子が蒲郡Vで2年連続4回目のQC出場確実に
2021.11.05
蒲郡オールレディース(10月30日~11月4日開催)が閉幕した。優勝戦は1号艇の細川裕子(愛知)【冒頭の写真】が快勝。インからコンマ11の好スタートを決めて逃げ切った。2着には2号艇の渡邉優美(福岡)、3着には4号艇の高田ひかる(三重)が入り、3連単1-2-4で1360円の1番人気決着となっている。
勝った細川は2018年12月の蒲郡男女ダブル戦以来となる約2年11カ月ぶりの優勝で通算11V。地元蒲郡では2回目の優勝となった。
今節の細川は1・1・3・1・1・3・1・5・2・1・1着。2連対率1位のエースモーター57号機をハイパワーに仕上げ、節間7勝と白星を量産して頂点に立った。細川は今年ここまで優出12回をマークしていたが優勝ゼロ。安定感はあるものの勝ち切れないという展開が続いていた。細川の今年の成績を見ると、2着が71本で女子最多、3着も61本で女子最多の数字。優勝するには1着を取り切ることが課題であることは明らかだった。そんななか今節はまくり4本、逃げ3本で節間7勝のピンラッシュを披露。課題を克服した細川にもはや敵はいなかった。
細川はこの6日間で約243万円(優勝賞金120万円)の大きな上積みに成功。今節開幕時点で今年の獲得賞金は約2675万円だったが、一気に約2918万円(7位)まで伸ばすことになった。これで昨年のクイーンズクライマックス出場ボーダー(約2773万円)を大きく突破。2年連続4回目のベスト12入りをほぼ確実な状況としている。
【2021年女子賞金ランキング】(11月4日現在)
1位 遠藤 エミ 46,132,000円
2位 平高 奈菜 37,963,000円
3位 小野 生奈 35,924,266円
4位 守屋 美穂 34,242,000円
5位 渡邉 優美 33,947,266円 (蒲郡優勝戦2着)
6位 田口 節子 32,397,000円
7位 細川 裕子 29,182,739円 (蒲郡優勝戦1着)
8位 平山 智加 27,903,000円
9位 寺田 千恵 27,423,000円
10位 西村 美智子 26,182,739円
11位 三浦 永理 25,976,000円
12位 海野 ゆかり 25,974,000円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 鎌倉 涼 25,032,739円
14位 宇野 弥生 25,028,000円
15位 浜田 亜理沙 24,680,595円
16位 大山 千広 24,637,000円
17位 櫻本 あゆみ 24,518,000円
18位 松本 晶恵 24,487,739円
19位 中川 りな 24,469,999円
20位 長嶋 万記 23,185,000円
21位 高田 ひかる 22,979,000円 (蒲郡優勝戦3着)
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25位 堀之内紀代子 21,559,000円 (蒲郡優勝戦4着)
37位 水野 望美 18,188,000円 (蒲郡優勝戦5着)
76位 瀧川 千依 11,618,000円 (蒲郡優勝戦6着)