レースリポート
優勝戦はカド高田ひかるvsイン細川裕子の一騎打ちか 蒲郡オールレディース
2021.11.04
蒲郡オールレディース(10月30日~11月4日開催)は5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まった。
<蒲郡 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 細川 裕子(愛知) 前期1コース1着率50%
2号艇 渡邉 優美(福岡) 前期2コース1着率29%
3号艇 瀧川 千依(広島) 前期3コース1着率18%
4号艇 高田 ひかる(三重) 前期4コース1着率56%
5号艇 堀之内紀代子(岡山) 前期5コース1着率8%
6号艇 水野 望美(愛知) 前期6コース1着率6%
※()内は支部
予選トップ通過だった高田ひかる【冒頭の写真】が準優でまさかのイン戦2着。優勝戦は4号艇となった。
ただ高田なら優勝戦4号艇は申し分ない枠番だ。前期4コースで27戦15勝の1着率56%という破格の成績を記録。伸び足を強烈に仕上げてのカド速攻が十八番で、前期だけで4コースまくりを12本も決めている。
今節も伸び足は良好で、初日に2コースまくり、2日目に4コースまくり、3日目に3コースまくり、4日目に3コースまくり、5日目に5コースまくりと、今節5勝をすべて"まくり"でマーク。優勝戦でも当然まくりを狙ってくるだろう。
唯一の不安要素はスタートか。高田は今節が終わるとF休みという状況にあり、今節平均STはコンマ20と自重気味。優勝戦ではどこまで踏み込めるかがカギになるだろう。
高田は優勝戦4号艇が過去5回あるが、4・6・2・3・5着でまだ勝てていない。自身初となる青いカポックでのVゴールなるか。
迎え撃つ1号艇は地元の細川裕子【写真上】。準優でただ1人イン逃げを決めてポールポジションを手にした。
細川の優勝戦1号艇でのこれまでの成績は、3・1・不・3・3・2・F・1・2・1・4・転。12戦3勝で1着率25%と苦戦している。ただその3勝のうち1つが2018年の蒲郡男女ダブル戦。インからコンマ05の快ショットを決めて逃げ切っている。細川が蒲郡の優勝戦1号艇に乗るのはそのとき以来。再び地元Vへの気合を見せてイン速攻を決めるのか。