レースリポート
2日目12Rはイン渡邉優美vsカド高田ひかるの対決 蒲郡オールレディース
2021.10.31
蒲郡オールレディース(10月30日~11月4日開催)が開幕した。初日メーンカードの12Rドリーム戦は、1号艇の細川裕子(愛知)が地元の期待に応えてイン逃げ快勝。2着に2号艇の寺田千恵(岡山)、3着に6号艇の高田ひかる(三重)が入り、3連単1-2-6で2030円の6番人気決着となっている。
さて華々しく幕を開けた蒲郡オールレディース。2日目の注目カードには12Rを挙げたい。
<蒲郡 2日目 12R 予選記者特選>
1号艇 渡邉 優美(福岡) 今期1コース1着率71%
2号艇 瀧川 千依(広島) 今期2コース1着率22%
3号艇 佐々木裕美(山口) 今期3コース1着率27%
4号艇 高田ひかる(三重) 今期4コース1着率54%
5号艇 五反田 忍(大阪) 今期5コース1着率7%
6号艇 小芦るり華(佐賀) 今期6コース1着率5%
※()内は支部
1号艇で登場するのは渡邉優美【冒頭の写真】だ。近況3節連続優出中と絶好調ムード。鳴門オールレディースで優勝、下関ヴィーナスシリーズで優出4着、芦屋オールレディースで優出2着とV争いを沸かせる活躍を続けてきた。
この強さを支えているのはイン戦で、近況3節でインは9走して負けなし。9走でゼロ台スタートは1本だけしかなく、無理に速いスタートを行かなくても悠々と逃げ切れている近況だ。ただ、この2日目12Rはスタートで多少無理が必要かもしれない。4号艇に高田ひかる【写真下】がいるからだ。
高田は今期4コースで26戦14勝の1着率54%というすさまじい成績。今期4コースまくり11本は全選手中トップの数字だ(※2位は菅章哉で10本、3位は青木幸太郎、藤山翔大、山崎郡で9本)。
また今期の女子戦(オールレディース、ヴィーナスシリーズ、レディースチャンピオン)に限った高田の4コース成績を見ると、1・1・5・1・1・1・3・1・4・1・1・3・1・4・1着で15戦10勝。1着率67%まで跳ね上がる。
渡邉と高田が1号艇と4号艇で対戦するのは、今年1月31日のびわこヴィーナスシリーズ準優勝戦以来。あのときは高田が4カドからまくって1着を奪い、渡邉をイン戦3着に沈めている。ちょうど9カ月ぶりに巡ってきた対決。今度はどんな展開になるのか目が離せない。