レースリポート
序盤2日間で”まくり”10本出現 宇野弥生・五反田忍ら速攻派が魅せる 芦屋オールレディース
2021.10.17
芦屋オールレディース(10月16日~21日開催)は2日目が終了した。地元の中川りな(福岡)が1・1・2・1着で予選首位をキープ。遠藤エミ(滋賀)が2・1・1・2着で予選2位、櫻本あゆみ(群馬)が1・2・2・1着で予選3位につけている。
さてシリーズ序盤の2日間を終えた芦屋オールレディースだが、ここまで全24レースの決まり手は、逃げ12本、まくり10本、抜き2本で、差しとまくり差しは0本。かなり"まくり"優勢の展開となっている。
その要因のひとつが今節のメンバー構成だ。まくり巧者が多数参戦している。今年の女子レーサーの「まくり1着本数ベスト10」が以下のとおり。
【今年まくり1着本数ベスト10(女子)】
1位 高田ひかる(三重) 37本
2位 田口 節子(岡山) 25本
3位 遠藤 エミ(滋賀)★21本
4位 小野 生奈(福岡) 19本
5位 五反田 忍(大阪)★17本
6位 山下 夏鈴(三重) 16本
7位 宇野 弥生(愛知)★15本
8位 細川 裕子(愛知)★14本
9位 谷川 里江(愛知) 13本
9位 池田 浩美(静岡)★13本
9位 三浦 永理(静岡)★13本
9位 海野ゆかり(広島)★13本
(※★は芦屋オールレディース出場メンバー)
上記12人のうち7人が今節参戦(※池田浩美は2日目で途中帰郷)。まくり1着本数5位の五反田忍【写真上】は初日9Rで4コースまくり、7位の宇野弥生【冒頭の写真】は2日目8Rで5コースまくり、8位の細川裕子は2日目6Rで4コースまくり、9位タイの海野ゆかりは2日目2Rで4コースまくりを披露。速攻派たちがその力を存分に見せている。
3日目は果たして何本のまくりが出現するのか。5R4号艇の細川裕子、8R2号艇の三浦永理、9R3号艇の五反田忍、10R2号艇の遠藤エミらに注目したいところ。特に12Rは3号艇に海野ゆかり、4号艇に宇野弥生と中枠に速攻派が並ぶだけに目が離せない。