レースリポート
魚谷香織が復帰戦で優出 約2年ぶりV狙う 下関ヴィーナスシリーズ
2021.10.14
下関ヴィーナスシリーズ(10月9日~14日開催)は5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まった。
なお予選トップ通過だった落合直子(大阪)は、準優前の6Rでまさかのフライング(浜田亜理沙と前原哉も一緒にF、浜田は今期2本目) 。落合は後半の準優11Rでイン逃げを決めて1着を奪ったが、賞典除外のため優出切符を逃している。
<下関 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 鎌倉 涼(大阪) 今期1コース1着率69%
2号艇 魚谷 香織(福岡) 今期2コース1着率100%
3号艇 藤崎小百合(福岡) 今期3コース1着率8%
4号艇 西村美智子(香川) 今期4コース1着率7%
5号艇 西橋 奈未(福井) 今期5コース1着率16%
6号艇 渡邉 優美(福岡) 今期6コース1着率0%
※()内は支部
予選2位通過の鎌倉涼【写真上】が準優でイン逃げを決めて優勝戦ポールポジションを獲得。前々節の宮島オールレディース(優勝)と前節の常滑ヴィーナスシリーズ(優出2着)に続く3節連続優出となった。
鎌倉の優勝戦1号艇はこれまで通算15回あり、1・1・4・1・F・1・1・1・1・1・1・1・1・1・1着。15戦13勝の1着率87%で、現在10連勝中という驚異的な成績だ。今節も勝負強さを見せて今年5回目の優勝を手にするのか。
2号艇は魚谷香織【冒頭の写真】。約1年5カ月ぶりの復帰戦だった今節だが、ブランクをまったく感じさせない走りでさっそく優勝戦まで勝ち上がってきた。
女子レーサーの復帰戦Vといえば、塩崎桐加が約1年3カ月ぶりのカムバックとなった2018年1月の宮島男女ダブル戦で優勝したのが記憶に新しいところ。魚谷もこの快挙に続けるか。2019年10月の福岡オールレディース以来となる約2年ぶりの優勝を目指す。