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復帰戦の魚谷香織が予選首位! トップ通過に向け4Rが大一番 下関ヴィーナスシリーズ

2021.10.12

 下関ヴィーナスシリーズ(10月9日~14日開催)は3日目が終了した。魚谷香織(福岡)【冒頭の写真】が1・1・2・1着のオール2連対で予選首位に立った。予選2位には鎌倉涼(大阪)、予選3位には落合直子(大阪)の大阪支部勢がつけている。

 約1年5カ月ぶりの復帰戦となった魚谷がV争いを引っ張る展開に。4日目の魚谷は予選トップ通過をかけて4Rに登場する(※後半12Rは一般戦)。

<下関 4日目 4R 予選>
1号艇 山崎小葉音(群馬) 予選22位
2号艇 倉持 莉々(東京) 予選18位
3号艇 藤崎小百合(福岡) 予選4位
4号艇 魚谷 香織(福岡) 予選1位
5号艇 柴田 愛梨(群馬) 予選29位
6号艇 福山恵里奈(山口) 予選45位
 ※()内は支部

 魚谷は4号艇で登場。ここまで4走で3本の展示1番時計を出す快速パワーを見せているだけに、4号艇でどんな攻めを見せるのか楽しみだ。

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 強敵となるのは3号艇の藤崎小百合【写真上】だろう。3日目に3コース差しとイン逃げで連勝を飾り、1・3・1・6・1・1着として予選4位まで浮上。V争いをにぎわす存在となってきた。

 もし藤崎がこのレースで1着なら7走64点で得点率9.14まで伸ばせる計算。魚谷はこれを上回るためには2着に入らなければならない状況だ。また予選2位の鎌倉がこのあと6R2号艇での登場を控えており、鎌倉が1着を奪うと想定するなら、魚谷も1着でなければ予選首位の座は守れない。シリーズリーダー争いはわずかな取りこぼしも許されない緊迫した戦いになりそうだ。

 またこの4Rは内枠の2人も見逃せない。1号艇の山崎小葉音は予選22位につけており、このレースを勝ち切れば得点率6.33まで伸ばせる状況。自身初の準優出に向けて気合の走りを見せそうだ。2号艇の倉持莉々も予選18位で勝負駆けの状況。今期11節走って準優出8回を誇る倉持が勝負どころで意地を見せるのか。

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