レースリポート
鎌倉涼と落合直子 予選上位2人が直接対決へ! 下関ヴィーナスシリーズ
2021.10.11
下関ヴィーナスシリーズ(10月9日~14日開催)は2日目が終了した。鎌倉涼(大阪)【冒頭の写真】が1・1・2・2着の得点率10.50で予選首位をキープ。予選2位には1・2・1着で得点率10.00の落合直子(大阪)【写真下】が浮上し、大阪支部勢がV戦線をリードしている。
そしてこの予選上位2人が3日目の12Rで直接対決。シリーズリーダー争いにおいて前半の山場を迎える。
<下関 3日目 12R シーボー特選>
1号艇 鎌倉 涼(大阪) 予選1位
2号艇 中川 りな(福岡) 予選23位
3号艇 倉持 莉々(東京) 予選12位
4号艇 落合 直子(大阪) 予選2位
5号艇 津田 裕絵(山口) 予選7位
6号艇 山崎小葉音(群馬) 予選13位
※()内は支部
予選首位を走る鎌倉が1号艇で登場だ。鎌倉はイン最近10走でゼロ台スタートが5本と鋭い踏み込みを連発中。今節も初日12Rドリーム戦でインからコンマ06のトップスタートを決めて逃げ切ったばかりだ。ここもスリット先制でイン速攻を見せるのか。
対する落合は4号艇で登場する。落合は近況4コースで1・3・3・3・1・2着と6走連続3連対中の安定ぶり。7月の平和島オールレディースでは4コースからまくり一撃、前節の丸亀一般戦では4コースから差しハンドル一閃と、自在な走りで好レースを連発している。鎌倉とどんな勝負を演じるのか楽しみだ。
鎌倉と落合のV争いといえば7月の住之江ヴィーナスシリーズを思い出す。あのときは予選4日間を終えて7走56点の得点率8.00で2人が並ぶという熾烈なシリーズリーダー争いになり、上位着差で落合が予選1位、鎌倉が予選2位に。そして優勝戦は1号艇が落合、2号艇が鎌倉となり、落合がインから逃げ切って優勝、鎌倉は2コースから6着と明暗を分けたことがあった。あれから約3カ月、再び優勝を争う展開となってきた2人が、今度はどんな戦いを見せてくれるのか。