レースリポート
初日1着率60%の高田ひかるがドリーム戦のカギ握る 下関ヴィーナスシリーズ
2021.10.09
下関ヴィーナスシリーズ(10月9日~14日開催)が9日に開幕を迎える。A1勢からは西村美智子(香川)、鎌倉涼(大阪)、浜田亜理沙(埼玉)、渡邉優美(福岡)、西橋奈未(福井)が参戦。そのほかにも約1年5カ月ぶりの復帰戦となる魚谷香織(福岡)など楽しみなメンバーがそろった。
初日のメーンカードは12Rのドリーム戦。以下のメンバーで争われる。
<下関 初日 12R ドリーム戦>
1号艇 鎌倉 涼(大阪) 今期1コース1着率70%
2号艇 藤崎小百合(福岡) 今期2コース1着率10%
3号艇 津田 裕絵(山口) 今期3コース1着率5%
4号艇 浜田亜理沙(埼玉) 今期4コース1着率9%
5号艇 高田ひかる(三重) 今期5コース1着率25%
6号艇 西橋 奈未(福井) 今期6コース1着率0%
※()内は支部
1号艇で登場するのは鎌倉涼【写真上】だ。前々節の宮島オールレディースで優勝、前節の常滑ヴィーナスシリーズで優出2着と近況好リズム。今節もV争いを引っ張る存在となるのか。
鎌倉は7月の住之江ヴィーナスシリーズで初日ドリーム戦1号艇で2着、8月の宮島オールレディースで初日ドリーム戦1号艇で2着と、近況"ドリーム戦1号艇"は2連敗中と相性が良くない。今節はきっちり逃げ切って流れをつかみたいところだ。
展開のカギを握るのはなんといっても5号艇の高田ひかる【冒頭の写真】だろう。高田の最近5節の"シリーズ初日"の成績を見ると、1・1・1・2・4・1・3・4・1・1着で10戦6勝の1着率60%という驚異的な数字。初日からしっかりと持ち味の伸び足を仕上げて結果を残していることがよくわかる。8月の徳山ヴィーナスシリーズでは初日にイン逃げと4コースまくりで2連勝、前節の福岡一般戦でも初日に4コースまくりと3コースまくりで2連勝を飾っていた。今節も初日9R1号艇と12R5号艇で連勝を狙ってくる。
また高田にとって下関は2018年5月の男女ダブル戦でデビュー初Vを飾った水面。2018年1月のヴィーナスシリーズでも優出2着の活躍を見せるなど当地ナイターは相性が良い。今節も目が離せない6日間となるだろう。