レースリポート
ドリーム絶好枠は地元・小野生奈 苦戦気味の”初日1号艇”を克服へ 福岡オールレディース
2021.09.12
福岡オールレディース(9月13日~18日開催)が13日に開幕する。A1勢からは海野ゆかり(広島)、大瀧明日香(愛知)、田口節子(岡山)、平山智加(香川)、遠藤エミ(滋賀)、小野生奈(福岡)、浜田亜理沙(埼玉)が参戦。今年12月にクイーンズクライマックスの舞台となる福岡で激戦を繰り広げる。
今節はダブルドリーム制を採用。以下のメンバーで争われる。
<福岡 初日 12R ドリームレース>
1号艇 小野 生奈(福岡) 今期1コース1着率57%
2号艇 田口 節子(岡山) 今期2コース1着率44%
3号艇 平山 智加(香川) 今期3コース1着率13%
4号艇 大瀧 明日香(愛知) 今期4コース1着率0%
5号艇 津田 裕絵(山口) 今期5コース1着率0%
6号艇 倉田 郁美(静岡) 今期6コース1着率0%
※()内は支部
<福岡 2日目 12R ドリームレース 予定>
1号艇 遠藤 エミ(滋賀)
2号艇 浜田 亜理沙(埼玉)
3号艇 海野 ゆかり(広島)
4号艇 堀之内紀代子(岡山)
5号艇 山川 美由紀(香川)
6号艇 小芦 るり華(佐賀)
※欠場等により変更の場合がありますのでご注意ください。
初日ドリームレース1号艇で登場するのは地元の小野生奈【冒頭の写真】だ。今節手にしたモーター13号機は2連対率44.4%で今節9位タイ。小野は前検タイム2位タイと好気配を見せている。このモーターはまだ2節しか使われていないため素性ははっきりしないが、前節乗った中野和裕は3コースまくり、3コース差し、2コース差しで節間3勝を挙げる活躍を披露。十分パワーを持っていそうなモーターだ。
小野は今期インで21戦12勝の1着率57%とやや苦戦気味。特にシリーズ序盤のイン戦で取りこぼしが目立つ。初日が今期に入っている開催を10節走っているが、その節最初の1号艇での成績は2・3・3・2・1・2・2・3・1・1着で10戦3勝。6月の江戸川オールレディースでは初日12R選抜戦1号艇で3着、6月の桐生オールレディースでは2日目12Rドリーム戦1号艇で2着、8月の浜名湖レディースチャンピオンでは初日12Rドリーム戦1号艇で3着と、ドリーム戦で敗れるケースも散見される。今節は地元ファンの前できっちり勝ち切って波に乗りたいところだ。
もう1人注目を集めるのはなんといっても2号艇の田口節子【写真上・右】だ。田口はすでに23場で優勝歴があり、残すは福岡1場のみ。もし今節優勝すれば女子史上初の「24場制覇」達成になる。
田口は今期2コースで18戦8勝の1着率44%と白星を量産中。小野とどんな勝負を演じるのか目が離せない。