レースリポート
平高奈菜と高田ひかるの優勝戦対決再び! 徳山ヴィーナス
2021.08.17
徳山ヴィーナスシリーズ(8月13日~18日開催)は5日目が終了して優勝戦の組み合わせが決定。浜名湖レディースチャンピオンの優出メンバーが3人入る豪華な顔ぶれとなった。
<徳山 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 平高 奈菜(香川) 今期1コース1着率85%
2号艇 高田ひかる(三重) 今期2コース1着率39%
3号艇 松本 晶恵(群馬) 今期3コース1着率17%
4号艇 宇野 弥生(愛知) 今期4コース1着率35%
5号艇 櫻本あゆみ(東京) 今期5コース1着率0%
6号艇 遠藤 エミ(滋賀) 今期6コース1着率25%
※()内は支部
予選トップ通過の平高奈菜【冒頭の写真】が準優をイン逃げで制してポールポジションを獲得。今年5回目の優勝へ王手をかけた。優勝戦で唯一の不安要素はスタートだろう。前節の浜名湖レディースチャンピオンでFを切ったばかりとあってスタートはやや自重ぎみ。準優はインからコンマ19の6番手スタートで防戦一方になった。優勝をつかむには思い切ったスタートの踏み込みが必要になるはずだ。
2号艇は高田ひかる【写真すぐ上】。今節も10走すべて展示1番時計を出すなど伸び足を仕上げて勝ち上がってきた。高田といえば6月の唐津ほぼ女子戦で優勝戦1号艇の平高を3コースまくりで破って優勝したのが記憶に新しいところ。再び平高キラーぶりを見せるのか。
3~5号艇の3人はクイーンズクライマックス出場に向けた大事な一戦に。今年の女子賞金ランキングは櫻本あゆみが12位、松本晶恵が14位、宇野弥生が17位だ。ここで大きな賞金の上積みを果たしてランクアップを図りたい。
6号艇は遠藤エミ。今節は節間2勝と苦しみながらも女王の底力を見せて勝ち上がってきた。今期6コースは8戦2勝で1着率25%の好成績。前節の浜名湖レディースチャンピオンで2日目に6コースまくり差しを決めたのも思い出される。機力劣勢のなか、大外枠で見せ場を作るのか注目だ。