レースリポート
徳山ヴィーナスシリーズに新女王・遠藤エミが参戦!
2021.08.12
徳山ヴィーナスシリーズ(8月13日~18日開催)が13日に開幕する。先日の浜名湖レディースチャンピオンで優勝した遠藤エミ(滋賀)【冒頭の写真】、優出2着の櫻本あゆみ(東京)、優出4着の高田ひかる(三重)、優出6着の西橋奈未(福井)が参戦。そのほかにも細川裕子(愛知)、宇野弥生(愛知)、三浦永理(静岡)、松本晶恵(群馬)、平高奈菜(香川)など楽しみなメンバーが登場する。
今節はダブルドリーム制を採用。初日12Rの「ドリーム戦1st」は以下のメンバーで争われる。
<徳山 初日 12R ドリーム戦1st>
1号艇 遠藤 エミ(滋賀) 今期1コース1着率83%
2号艇 三浦 永理(静岡) 今期2コース1着率29%
3号艇 向井 美鈴(山口) 今期3コース1着率14%
4号艇 宇野 弥生(愛知) 今期4コース1着率33%
5号艇 松本 晶恵(群馬) 今期5コース1着率0%
6号艇 金田 幸子(岡山) 今期6コース1着率0%
※()内は支部
1号艇で登場するのは新女王の遠藤エミだ。今期インは23戦19勝で1着率83%の好成績。圧倒的な人気を背負ってのイン戦となるだろう。遠藤は5月の徳山オールレディースに出場したときは、初日にドリーム戦でイン逃げを決めるなど2連勝をマークしてV争いの主導権を握り、1・1・3・1・3・2・1・1・6・1・1着と節間7勝のピンラッシュを見せて優勝している。今節も初日にしっかり流れをつかみたいところ。8R2号艇と12R1号艇の内枠2走で連勝発進となるか。もし2連勝なら前節から続く連勝が7に伸びる。
ただ気になるのが徳山のドリーム戦の傾向だ。前節のお盆レースでは初日ドリーム戦で吉村正明が3コースからプラス04のFを切るアクシデントがあり、4コースの柳生泰二が恵まれで勝って3連単2万2410円の高配当。また7月のルーキーシリーズでは2日目ドリーム戦で前田篤哉が4コース差しを決めて3連単2万9550円、5月の一般戦では2日目ドリーム戦で荒井輝年が3コース差しで制して3連単2万6120円と大穴決着が少なくない。
今節は初日ドリーム戦で穴を開けるなら4号艇の宇野弥生【写真すぐ上】か。今期4コースは15戦5勝で1着率33%の活躍ぶりだ。宇野の4号艇といえば4カドからスタート一撃のまくりというイメージが強いが、今期は4コース5勝のうち4勝を"まくり差し"でマークしている。4カドからイン遠藤の内懐を狙ってくるかもしれない。