レースリポート
守屋美穂ら登場の「選抜戦」もQC出場権争いの大一番 レディースチャンピオン
2021.08.08
ボートレース浜名湖での「プレミアムG1第35回レディースチャンピオン」(8月4日~9日開催)は5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まり、1号艇・遠藤エミ(滋賀)、2号艇・櫻本あゆみ(東京)、3号艇・高田ひかる(三重)、4号艇・山川美由紀(香川)、5号艇・渡邉優美(福岡)、6号艇・西橋奈未(福井)で頂上決戦が争われることになった。
さて12R優勝戦の詳細記事は翌朝アッフの稿をご覧いただくとして、最終日は10Rと11Rの「選抜戦」も忘れてはならない。10Rの特別選抜B戦(準優5~6着の選手が出場)は1着賞金75万円で、これはヴィーナスシリーズ優勝賞金とほぼ同じ。11Rの特別選抜A戦(準優3~4着の選手が出場)は1着賞金108万円で、これはオールレディース優勝賞金とほぼ同じだ。クイーンズクライマックス出場権争いを考えるとこの2つのレースも大きな意味を持ってくる。
<浜名湖最終日 10R 特別選抜B戦>
1号艇 倉持 莉々(東京) 女子賞金ランキング43位
2号艇 松本 晶恵(群馬) 女子賞金ランキング15位
3号艇 中川 りな(福岡) 女子賞金ランキング22位
4号艇 水野 望美(愛知) 女子賞金ランキング31位
5号艇 田口 節子(岡山) 女子賞金ランキング4位
6号艇 浜田亜理沙(埼玉) 女子賞金ランキング11位
※()内は支部
<浜名湖最終日 11R 特別選抜A戦>
1号艇 守屋 美穂(岡山) 女子賞金ランキング7位
2号艇 小野 生奈(福岡) 女子賞金ランキング2位
3号艇 長嶋 万記(静岡) 女子賞金ランキング20位
4号艇 平山 智加(香川) 女子賞金ランキング16位
5号艇 鎌倉 涼(大阪) 女子賞金ランキング14位
6号艇 川野 芽唯(福岡) 女子賞金ランキング24位
(※女子賞金ランキングは8月8日、19時現在)
10Rには女子賞金ランキング11位の浜田亜理沙【冒頭の写真・右】が登場。現在10位の細川裕子と約38万円差、9位の三浦永理とは約52万円差となっており、この10Rの結果次第で一気に追い抜くチャンスがある。枠番は6号艇と不利だが、ひとつでも上の着でゴールすることがクイーンズクライマックス初出場への大きな1歩となる。
また2号艇の松本晶恵にとっても重要な一戦だ。現在女子賞金ランキング15位で、ベスト12ボーダーまで約147万円と小さくない差がある状態。少しでも差を縮めておきたい10R選抜戦になる。
11Rは初日ドリーム戦メンバーが4人も登場。優勝戦以上に豪華な顔ぶれといっても過言ではない組み合わせになった。1号艇の守屋美穂【冒頭の写真・左】は現在女子賞金ランキング7位。8位の渡邉優美が優出したことも考えると、ベスト12入りへ安心してはいられない状況だ。11R選抜戦はきっちり勝っておきたい。
鎌倉涼は現在女子賞金ランキング14位、平山智加【写真すぐ上】は現在女子賞金ランキング16位という位置。ベスト12ボーダーまでの差は鎌倉が約135万円、平山が約169万円だ。この11Rで大きな賞金を獲得できるか否かが、今後の戦い方に大きく影響してくるだろう。
また長嶋万記は現在女子賞金ランキング20位、川野芽唯は現在女子賞金ランキング24位で、2人とも今節が終わると30日間のF休みに入るという状況。この11Rはレディースチャレンジカップ出場権争いの大一番といって間違いないだろう。