レースリポート
「節イチです」の遠藤エミがV戦1枠へ豪快に レディースチャンピオン
2021.08.08
連日、熱戦が繰り広げられている「プレミアムG1第35回レディースチャンピオン」は7日、静岡県湖西市のボートレース浜名湖で予選の4日間が終了した。
4日目は台風が接近している影響を受け、風向が定まらず風の強弱もあり、選手はスタートに細心の神経を遣っていた。決まり手は、逃げが最多の9本、まくり差しは2本、まくりが1本。3日目までは逃げの決まり手が5~7本だったが、4日目はインコースが幅を利かせた。
配当面はオープニングから1R廣中智紗衣、2R新田有理と万舟券が出現したが、3R以降はイン逃げが連発したこともあり、人気サイドでの決着が多かった。
白熱のシリーズリーダー争いは遠藤エミ【冒頭の写真】に軍配が上がった。4日目12Rを逃げ切った遠藤は「いいターンができたと思うし、前検日からノーハンマーで行ってます」とパートナーに全幅の信頼を寄せた。そして「節イチです」と仕上がりに胸を張った。準優勝戦の12Rもインから圧倒劇を披露するか。
<浜名湖 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 遠藤 エミ (滋賀支部)
2枠 倉持 莉々 (東京支部)
3枠 水野 望美 (愛知支部)
4枠 小野 生奈 (福岡支部)
5枠 西橋 奈未 (福井支部)
6枠 川野 芽唯 (福岡支部)
2位の守屋美穂は準優11Rの1枠、3位の山川美由紀【写真下】は準優10Rの1枠をゲット。3日目終了時点では6.40だったボーダーは6.00まで下がり、勝負駆けだった長嶋万記、高田ひかる、川野芽唯が逆転で準優入りを果たした。
<浜名湖 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 山川 美由紀 (香川支部)
2枠 平山 智加 (香川支部)
3枠 松本 晶恵 (群馬支部)
4枠 浜田 亜理沙 (埼玉支部)
5枠 長嶋 万記 (静岡支部)
6枠 高田 ひかる (三重支部)
4日目7Rで初白星をマークしたのが渡邉優美【写真すぐ下】。今期は勝率を7点台に乗せるほど絶好調、直前の下関オールレディースも優勝して乗り込んで来た。「バランスが取れてきたし、徐々に良くなってます」とニッコリ。レディースチャンピオンの準優は今回が3回目。まだファイナリストに名を連ねたことがないだけに11Rの2枠で3度目の正直となるか。近況のリズムは最高潮だ。
<浜名湖 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 守屋 美穂 (岡山支部)
2枠 渡邉 優美 (福岡支部)
3枠 田口 節子 (岡山支部)
4枠 櫻本 あゆみ (東京支部)
5枠 鎌倉 涼 (大阪支部)
6枠 中川 りな (福岡支部)