レースリポート
G1レディースチャンピオン ドリーム戦に波乱要素あり
2021.08.04
プレミアムG1レディースチャンピオンは、ボートレース浜名湖できょう4日開幕した。最終日は9日(月・振替休日)である。
シリーズリーダーを占うドリーム戦は、1号艇の小野生奈が主軸ながら、混戦も予想される。波乱要素があるのだ。
その波乱の核となるのが、24回と25回大会を制している田口節子【写真上】である。
攻めっぷりがいいのに、取りこぼしが少ないのが田口節子。その長所が今年5月以降いかんなく発揮されている。
約3カ月で72走し39勝。1着率は54%を超えている。さらに優出7回でV3、2節前の児島では1着9本・2着1本という準パーフェクトVを決めている。
いま最も勢いのある女子レーサーと言っていいだろう。
4号艇のドリーム戦に向け「伸びを求めたい」と、きのう語っただけに、波乱があるとしたらここだろう。鋭く展開を突くだけでなく、力感あふれるレースで完全に攻め切る可能性さえある。
その場合、5号艇の鎌倉涼【写真トップ】が要注意だ。何より視野が広くて判断が的確、レースのうまさに定評がある。さばく技術は相当なものだ。
この両者を軸にした舟券で高配当狙いというのも一考だろう。
そんな波乱要素もあるプレミアムG1レディースチャンピオンも、公式YouTubeで情報が提供される。レディースチャンピオンというシリーズにふさわしく、女性ならではの視点も加味されるメンバー構成である。アクセスして見たいものだ。